「もしも病院に犬がいたら -病院ではたらく犬、ベイリー-」(講談社 青い鳥文庫)2017年3月


もしも病院に犬がいたら こども病院ではたらく犬、ベイリー (講談社青い鳥文庫)

著者/訳者:岩貞 るみこ

出版社:講談社( 2017-03-10 )

新書 ( 196 ページ )



写真協力 シャイン・オン!キッズ

あなたがなりたいものは、なんですか?
パティシエになりたい。看護師になりたい。
消防士になりたい。サッカー選手になりたい。
みんな、たくさんの夢を持っていると思います。
もちろん、ケーキを作るのが大好き。サッカーをするのが大大大好き。
だから、その仕事をしたいんだと思います。
でも、ほんとは、その先にあるものが大切じゃないのかなって思います。
おいしいケーキを食べて、笑ってくれる人。
助けてあげて、よろこんでくれる人。
自分ががんばったことで、勇気をわけた相手が、がんばれること。
仕事は、自分のためだけじゃなく、まわりにいるだれかのためでもある。
私が本を書くのも、自分が書きたいだけでなく、
読んでくれた人が、よろこんでくれるといいなと思って書いています。

この本は、
病気やけがとたたかっているこどもたちを、笑顔にしたい。
そんな強い思いで、病院ではたらくファシリティドッグのハンドラーになった、
森田優子さんのお話です。

2011年に小学館から出させてもらった、
「ベイリー、大好き -セラピードッグと小児病棟のこどもたち-」
をもとに、もういちど取材をして、
ぜんぶ、森田優子さんの視点で書きなおしました。

森田さんのベイリーへの愛情。仕事への向き合い方。
それと同時に、
入院しているこどもたちをとおして、
ふつうに学校にいき、ごはんを食べ、友達と遊べることは、
ふつうだけど、ふつうじゃない。とても大切で貴重なこと。
そんなことも感じてもらえたらなと思います。