J-WAVE「Hello World」

夜、こっそり(?)家を出て、22時からの生放送のためJ-WAVEへ。
「Hello World」。ナビゲータは、大好きなDJ TAROさんです! 感激! →こちらをクリック!

六本木ヒルズビル33階。超お洒落なオフィスです~。

セラピードッグ、ベイリーの活動について、話をさせていただきました。
生放送ゆえ、言ったらそのまま放送される、というのに不慣れでして。
つい、いつもの癖で「ここ切って」と言いそうになりまして。
言いっぱなしで言葉が足りず、誤解を受ける表現だったなー、とか、
これを言っておけばよかったなー、とか、
終了してスタジオを離れ、自己嫌悪の嵐です。とほほ。

セラピードッグはストレスがあるのでは? という質問に「はい」と言ってしまったんですが、
でも、本当にストレスがあるかどうかは、ベイリーにしかわからないんですよね。
少なくとも、ベイリーは子どもたちといっしょにいるのが大好きで(たぶん)、
だから子どもに触られるのは、そんなにいやではないんだろうし(たぶん)
でも、じっとしているのは、それなりにストレスもあるはずなんだし(たぶん)。
そう、ぜんぶやっぱり、人間の想像のなかでしかないわけです。

水族館のイルカたち同様、人間よりで生活している動物に対する考え方はさまざまです。
私は、美ら海水族館の元館長が言っていた「必要悪」という言葉が、一番、納得できます。
動物の自然体とは違うことを強いている。でも、こうした活動は必要。
ならば、それに関わる人たちは、動物たちに対して、できるだけのことをする。
水族館のスタッフにしろ、ベイリーのハンドラーさんや病院スタッフにしろ、
頭が下がるほどの愛情を、動物たちにそそいでいます。

それに、そこを言い始めたら、ペットはどうなの、とか、
食用動物はどうなの、とか、ああ、話が広がりすぎてようわかりません!

いつもこういう問題に直面するたびに、ぐるぐるぐるぐる、いろいろ考えて、
そして最後はいつも「がんばろう!」という思いに行き着きます。
人間は、生き物の命をいただいて生き延びていて、
動物に癒してもらいながら、生き延びていて、
だったらそのぶん、自分が精一杯生きなきゃ、申し訳ないじゃん? 
そう思っています。