capo d’anno

2011年が終わろうとしています。
一年三冊と目標をかかげていたものの、今年は二冊だったなーと思いつつ、
でも、ノンフィクションは取材に最低でも3ヶ月はかけたいので、
ノンフィクションを二冊なら、よくやった自分! という気分です。

「救命救急フライトドクター」は3年間の取材の集大成として、
気持ちをぜんぶ込めることができ、超納得の一冊になりました。
いま、私の部屋のなかには、表紙の写真が額になって飾られています。
責任と期待と覚悟を背負った背中を見るたびに、
私自身、ドクターヘリを追いかけた3年間が思い出され、
いまでも胸がきゅーっと締め付けられる思いがします。

そのとなりには、イルカのフジがほんわり顔を見せている写真があるんですが。
フジは私の原点です。沖縄で過ごした日々も宝物です。

今年は、ベイリーの取材で、たくさんのこどもたちにも会いました。
私が会ったこどもたちのうちの何人かは、お星様になりました。
もっと生きたかったはずの彼らの思いを受け止めてしまった身としては、
不肖イワサダ、来年も走り続けたいと思います。
今日のブログのタイトルは、カポ・ダンノと読み、イタリア語で大晦日です。
イタリアのカポ・ダンノは好きな人と過ごす日。
今年は冬の澄み切った空に輝く、たくさんのお星様たちと過ごそうと思います。

大好きなWちゃん手作りの鏡餅も到着。しっかり飾りました。

今年も本当にありがとうございました。
みなさん、よいお年をお迎えください!