チャイルドシートの事故

先日、愛知県で、チャイルドシートで車内にいた一才児が、
ベルトが首にかかり亡くなったという報道があった。
死因などの詳しい情報は伝わってこないけれど、
クルマがらみでこどもが亡くなる情報が伝わるたびに胸が痛む。

そもそも、車内にこどもを残して両親がクルマを離れること自体が問題なのだが、
なぜ、ベルトが一才児の首にかかったのかが知りたい。
紙オムツをはかせるときは、大人の指一本が入る程度と言われるけれど、
チャイルドシートのベルトも、大人の指二本程度まで、締める必要がある。
かなりがっちりで、かわいそうと思う親もいるようだけれど、
安全装置は、ここまで締めないとこどもたちを守れない。

大人の指、二本程度が入る程度は、そうとうきつい。
一才児が暴れた程度では、縄抜けはできない。

チャイルドシートは使っていればいいというものではなく、
ちゃんと使わないと意味がないどころか、
こうした凶器ににもなり得るということを、保護者には強く伝えたい。

そして、これから春になる。
「まだ肌寒いから、少しくらいは大丈夫」と、
こどもを車内に残していく親がいるけれど、
3月中旬あたりから、車内のこどもの熱中症が急増することも覚えておいて欲しい。
春をなめたら、いけないのだ。
面倒だし、大変だし、ちょっとくらいと思う保護者の気持ちもわかるけれど、
こどもを守れるのは、そばにいる保護者だけだということを、
もういちど考えてもらえればと思う。

本日は、ペースダウンしつつの原稿書き。