千葉エマルゴ補足

金曜日の千葉エマルゴ。
この訓練の特徴は、病院スタッフも参加していること。

東京消防庁でも、大規模災害を想定した訓練をしているけれど、
本村先生のエマルゴの場合、
有志が(休暇でくる)
有料で(自費で参加。今回は運営費、保険料など5000円)
参加するのが大きなちがい。

そしてもうひとつ。病院も参加していること。
つまり、消防は、どの病院に、どの患者を、どうやって、何人運ぶかも
ぜんぶコントロールしなければならず、
病院側も消防の連絡で初めて
1)大事故が起きた
2)患者が押し寄せる
3)ベッドコントロールをする(ICUや手術室を使えるように)
4)医師や看護師に準備させる
という動きになるわけです。

有志なので、本来の立場と違う役割を担うこともあり、
そのあたりは、差し引いて評価しなくちゃだけど、
こういう訓練を繰り返し、カラダを使って覚えることで、
現実の事故対応へとつながるわけです。

そして、これを運営している人たちも、
みんな実際の消防隊員や、医師、看護師のみなさん。
もちろん、ボランティアです。
こういう人たちに、私たちの安全は支えられているわけで。
でも、やはり「公助」だけに頼らす
私たちはいざというときに備えて、「共助」「自助」もしっかりやらないとね。