気合注入

取材が終了したので、プロットもって打ち合わせ@講談社。
「イワサダさんというと、粉モノ連想しちゃって」と、
担当さまが待ちながら用意してくれたのは!

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たい焼き~! しかも、あんこ&クリームチーズ!
うんまー!

あまりの美味しさに、打ち合わせの気もそぞろ(だめじゃん!)
草稿の完成目標日、入稿予定日などざっくり決めていただき、
気合注入です。

いずれにせよ、原稿がないと話にならないので、
あとは書くだけ。
来年は2冊! 今夏からずれこんでいるのを入れると3冊!
できればさらに、もう一冊!(=欲が深い=書いてから言え!)

火山灰とヘリ

火山灰は粘土質で、航空機やヘリなどのジェットエンジンが吸い込めば、
破損することがあり、結果としてエンジン停止へとつながる。
雲仙普賢岳の活動の際、自衛隊のヘリがエンジントラブルを起こし、
不時着した過去の事例もある。

「ヘリでどんどん救助すればいいのに」
そういう声を聞くけれど、
あの場所に行く自衛隊ヘリも、ぎりぎりの判断で活動していることを、
理解していただきたい。
噴煙は避けたとしても、自ら起こすダウンウォッシュで、
積もった灰を巻き上げているのだから。

今日はそんなことを思いながら、胸がつまる思いで過ごす。

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原稿のお供は、新たに届いた「豊水」。あまいですー!

山の事故

山を愛するひとりとして、
御嶽山の噴火事故は胸が痛む。
なにも、紅葉がきれいなこの時期の、
晴天の土曜日の、お昼どきという、
一年でいちばん、山好きが集う時間帯に噴火しなくてもと
思わずにいられない。

怪我をされた方の回復と、亡くなられた方のご冥福と、
いまなお山で助けを待つ方々の救助と、
救助活動をされている方々の安全を、祈るばかりである。

死亡確認は医師でないとできないため、
死後硬直や、部分的に切断など、あきらかに生存していない状態以外は、
消防も警察も自衛隊も「心肺停止」として、対応をする。
そして私は、東京消防庁の取材のなかで、なんども聞いた言葉がある。

「僕たちは、死亡確認はできない。どんな状態でも生きていると信じて行動する」
「たとえ死亡確認されたとしても、少しでもいい状態で、
一刻も早く、ご家族やご友人のもとへ返してあげたい」

空路、陸路で要救助者のもとへ向かう各隊員の制服姿を見ながら、
その覚悟と決意が思い出される。
火山活動が続き、降り積もった火山灰が巻き上がる過酷な状況のなかでの活動、
どうぞ、ご無事で。

しゅーっ。

肉体労働が続いたあとは、頭、使っています。
本日、さまよったのは、こちら。

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午前は4号館。午後は3号館です。
頭からケムリが、音をたてて出たような。

合間に少し時間があいたので、久しぶりの銀ぶら(古い!)。
10年愛用している手帳用のシャーペンがボロボロになり、
セロテープ補修も限界に。
改修工事中の伊東屋さんの仮店舗へ行ったら、
さすが、すばらしいプロ対応。
文具が好きな人がそろえる品の数々が並ぶ店内は、
アウトドアショップの次に好きな場所ですー。