人工尾びれプロジェクト

人工尾びれが完成してから10年目の昨年11月、
イルカのフジがお星さまになりました。
フジを中心に集まった人工尾びれプロジェクトも、これで終わり。
本日は、最後の会議に同席させていただきました。

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現状を報告する、飼育員のHくん。
そのとなりにいるのは、悪徳獣医U氏。相変わらず金髪です。

いくつもの人工尾びれが製作され、
フジは、がんがん壊しまくり、
その間、積み重ねられていった膨大なデータと人のつながり。
すでにその知見とチームワークで、
国内外の同様なイルカに応用されているし、
これからもきっと役に立つはずです。

フジが残してくれたもの。
フジがつなげてくれたものは、とても大きく、
その瞬間、瞬間に立ち合わせてもらえたことは、
取材者として光栄なことでした。

また、いつか。きっと。ありがとうございました。

技術ができること

本日はこちら。
海のそばで、マツダCX-3試乗会。

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マツダのデザイン、ほんとに素敵。
クルマ業界以外の方々からも、そう声をかけられることが多くなりました。

ディーゼル専用車として登場したCX-3。
そして、技術者の方と話をしていると、
マツダという会社の立ち位置を把握したうえで、
(トヨタのような規模でもないし、メルセデスのような高級価値でもない)
「いかにユーザーの生活に貢献できるか」
という軸を強く感じます。

「ディーゼルなんてね、いくら燃費がいいって言ったって、
エンジン自体が高いんだから、それだけじゃユーザーはモト、とれませんよ。
家計簿つけている主婦(主夫)のみなさんを集めてもらえれば、
いっくらだってわかるように、僕が説明しますよ。
やれって言っているのに、やらないんだなあ」
とは、このエンジンの総責任者H氏。

奔放な物言い、大好き。
でも、彼こそが一番、軸がぶれない人。

「燃費だけじゃ、ユーザーに貢献できない。
だから、走りのよさ、ドラポジのとりやすさ、デザインの魅力という、
付加価値が必要なんです。
ディーゼルだけじゃ、ぜーったい無理!」

いまのマツダの勢いは、チームプレーの賜物。
走り、いいです。内装デザインもめっちゃいいし。
【レスポンス】に、インプレ書いておきますー。

ATTTアワード

本日は、国際自動車通信技術展@ビッグサイトです。

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館内、空調がきかず、超さむい!
事務局さんがホカロンを調達して、背中に貼ってくれましたー。

私も選考委員を務めさせていただいた、アワードの表彰式です。

・最優秀賞:テスラモーターズ モデルS
・先進安全・環境技術部門:
損害保険ジャパン日本興亜 スマイリングロード
メルセデスベンツ日本 インテリジェント・ドライブ
・ナビゲーション部門:ヤフー Yahoo!カーナビ
・コンテンツ部門:ウーバージャパン Uber
・防災ソリューション部門 逃げ地図プロジェクト 逃げ地図

そして今年は、特別功労賞も設定。
ホンダ時代にIT&テレマティクスに大いに貢献された、
今井武氏です。

今井さんには、ノーベル賞もあげたい(気持ちだけですいません)。

フォーラムとサミットを聞かせていただきましたが、
夏野剛さん、面白すぎ! テレビで見るのと同じペースで、
発言、キレるキレる。気持ちいいったらないです。
さらに、IT、テレマティクス、カーナビなど、
クルマから見る未来ではなく、ITから見るクルマ社会。
ものすごく刺激になると同時に、
クルマ産業の価値感だけで動いていたらやばいでしょ! 
危機感つのらせる私であります。

ATTT国際自動車通信技術展

今年も、11日(水)~13日(金)、
東京ビッグサイトにおいて、国際自動車通信技術展が行われます。
詳しくはこちらから。 →クリック!

走る楽しみから、つながる楽しみへと、
ユーザーのニーズに応じて変化していくクルマ。
ATTTでは、その最先端の情報がうずまいています。

私は今年も、アワードの選考委員をさせていただきました。
さて、大賞は? 
11日(水)のATTTアワードで発表です!

授賞式では、毎年、賞状を読むのに噛みまくる私……。
今年はしっかり行いたい……授賞のお祝いスピーチ、考えなくっちゃ。