今夏出来を目指すノンフィクション。
いよいよ、再校のラストスパートです。
取材先さまからのチェックと、校閲さんからのペン入れ原稿が、
ぞくぞくと手元に集まりつつあります。
タイトルは、まだないしょ。
再校をもどしたら、発売日が決まるはず。そうしたら発表します!
でも、ちら見せすると、
「xxxxxできるまで」
おおー。「青い鳥文庫ができるまで」「お米ができるまで」に続く、
第三弾は、むむむ? なんでしょう?
お楽しみに!
本日は、国交省での会議。
少子高齢化っていうと、対策は「高齢者」に行きがち。
でも、少子化をどうするかも、すごく大切。
どうやって出生率を上げるか、だけではなく、
どうすれば、生まれてきた大切な命を守れるか、
マジメに取り組む時期だと思う。
特に、こどもの死亡の多くを占める交通事故をきちんと対策すること。
こどもを守れない国に未来なし。
自動車メーカーは、将来のユーザーを失っているってこと、
わかってんのかなあ。
大切なのは、警察庁との二人三脚。
車両の安全装備は、道交法で上手に使わせる。
道路の法規は、車両の安全装備で使いやすくする。
ほかにも文科省で「こどもの交通教育」とか、
消費者庁で「悪質なチャイルドシートの撲滅」とか、
いろいろ連携してほしいけれど、
まずは、警察庁~国交省。
本気でお願いします!
九州で発生している一連の地震で、
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、
ケガをされた方、被害にあわれた方々が、一日も早く、元の生活にもどられますように。
今回の地震では、地元の熊本、福岡、長崎のほか、
山口、広島、兵庫豊岡、兵庫加古川、徳島のドクターヘリが集結した。
加えて、独自にヘリ活動をしている「ホワイトバード」も加わっている。
ドクターヘリの運用の統括には、私が取材させていただいた、
日本医科大学千葉北総病院の、災害訓練を積んだフライトドクターたちも。
そのほか、ドクターカーなどで、DMATも現地入りしている。
ドクターヘリのよさは、その機動力だけれど、
今回、特に思うのは、
ドクターヘリで活動しているドクターたちは、
病院の外で治療するスキルを持っているということ。
なんでもそろっている病院の中ではなく、
フライトナースと協力し、自分の判断で、消防隊と連携して最善の策を判断して行動する。
これこそ、ドクターヘリで日々、活動している人たちだからこそできること。
さらに、こうした大規模災害のときは、各地からドクターが集まるけれど、
航空医療学会や、その他の災害訓練や勉強会などを通じて、
各病院のフライトドクターやナースたちが、お互いをよく知っていることも強い。
まさに「あうん」の呼吸で活動ができるというもの。