こどものころから、女子と遊ぶのが苦手でした。
いっしょにいて楽しい相手は、いつも男子。
(いまも消防男子や農業男子、航空男子や医学男子といるのがすごく楽しい)
だけど、小学校~中学校~高校と多感な時期は、
男子と話をしていると、まわりの女子の反感を勝手に感じて居心地が悪く、
どこか不完全燃焼な思いをひきずっていたと思います。
そんななか、唯一、男子といっしょにいられる正当な理由を得たのが高校の音研でした。
Double Cross は、超イケメン男子四人組バンド。
もちろん腕もいい。プロからスカウトがきちゃったくらい。
私が彼ら一人ひとりを描いた文化祭のポスターは、
貼った先から盗まれたし、最終公演となった音楽室は、
後ろの壁際に机を置いて、その上で見る生徒までいたほど。
もちろん、廊下までぎっしりです。
私は音研にいて、彼らといっしょに活動させてもらい、
最後の2ステージは、キーボードでまぜてもらって、
それはそれは楽しくて、卒業後にやった解散コンサートのときは、
私はドラム押さえ(謎)だけだったけれど、
すごく幸せで、きっと人生の運をこの日で使っちゃって、
残りの人生は、もう楽しいことなんてないんだろうなって思っていました。
私の運は、幸いなことにその後V字回復しましたが。
横浜。みなとみらい地区は、私が高校生のころとはすっかり変わったけれど、
それでもやっぱり横浜は、私のふるさとです。
今日は、そのメンバーが再集結。
SNSを通じて私を見つけてくれたメンバーが、
声をかけてくれて、
音研の部長を、やっぱりネット上で検索しまくって探し当てて集まりました。
昔話をするのは苦手で、ついでに写真も苦手。
だけどそれは、Double Cross だけは例外。
あのころの、ばかみたいにみんな一所懸命だったころの感覚が一気に蘇って、
こんな素敵な人に囲まれて、高校時代を送っていたんだなって、
改めて思いました。
インターネットってすごいなー。ありがたいなー。
そして、みんな、ありがとう!
またね!