喧騒のなかで、余裕がなくなってきたので、
今日は、自分に向き合う日。
月別: 2016年6月
交通安全シンポ@名古屋
本日は名古屋。
国交省主催、交通安全シンポジウム@名古屋です。
交通政策審議会で、今後の車両安全のプランがまとまり、
その発表の席という位置づけです。
会議では、「うるさいよ、イワサダ!」といつ言われるかってくらい、
「こども、こども、こども、こども!」と、言い続けました。
だって、いまの車内の安全って、成人体型だけで、
こどもや小柄な人のこと、ぜんっぜん、考えていないんだもん!
自動車メーカーに「ちゃんとアナウンスしようよ!」って言ったら、
「そんなこと、できるわけないじゃん、売れなくなる」って、つぶやいた人がいるとかいないとか。
おい!
でも、クルマだけにすべてを担わせるのは酷だよね。
ちゃんと使ってこその安全装備。
これからは、車両安全技術と、使わせるための道交法はセットで考えないと。
歩行者も、自転車も、もちろんドライバーも、
交通社会の一員として、甘えることなく行動する時代になっています!
自動運転
自動運転は、世界的な競争状態にあるがゆえ、開発も急ピッチ。
ただ、実現するのに一番のハードルは、
技術ではなくて、法律の整備と、社会受容性。
そう、買う人がいなければ、モノは普及しません。
ただ、機械は壊れるものと理解する欧米人に対し、
日本人は完璧が好き。
英語学習を見ても、完璧じゃないと話さないし。
開発の途中で、事故でも起こしたら、
ましてやそれが、被害者がこどもだったら、
社会受容性は一気に下がると思います。
クルマのなかにいる人なんて、速度さえ下げれば、
いまの衝突安全技術をもってすれば、死者数なんてかんたんに減らせる。
問題は、クルマの外にいる人たち。
歩行者を守れなければ、自動運転は一般道ではむずかしい。
そんなことを思いながらの会議。
相変わらず、しゃべりすぎ=自爆。