日産「プロパイロット」

日産が8月に発表する新型セレナに搭載予定の、
自動運転機能・プロパイロットの試乗会へ。

「自動運転」と「自動運転機能」は違います。
おまちがえのないように!

s-DSCN0313
セレナはまだ発表されていないため、ダミーの車両でテストさせてもらいました。

自動運転、ときくと、ドライバーはなにもしないで、クルマが勝手に走ってくれるものを思い浮かべる人が多いけれど、
現在、地球上に、一般の人がふつーに一般公道を走れる「自動運転」のクルマはありません。

走っているのは、実験車両か、もしくは、「自動運転機能」が搭載されたクルマです。
自動運転機能ってなによ? となりますが、
早い話が、
「ドライバーが、ちゃんと前方確認などをして使う、クルマに搭載されている機能のひとつ」です。
ATみたいなもの? って、うーん、それに近いかも。
ギアチェンジを勝手にやってくれるのも、自動運転機能のひとつといえば、そうなるでしょう。
クルーズコントロール(速度を一定に保つ機能)も、自動運転機能だし、
衝突を察知してブレーキをかける被害軽減ブレーキも、自動運転機能のひとつです。

自動運転という言葉がひとり歩きしているけれど、
スマホを見たり居眠りできたり、という機能がついているわけではありませんので、
ご注意ください!

今回のプロパイロットも、クルマが白線を認識し、
白線内を上手に走ってくれるというもの。
アクセルやブレーキも同時に動くけれど、
あくまでも、ドライバーの支援をする装置。
疲労を軽減させたり、うっかりミスをしないようにサポートしたりと、
アシストする機能であることを、ご理解ください。

んで、感想は……。
ハンドル操作、もう少しスムーズになるといいなあ。