アセスメントの功罪

本日は、ダイハツ・キャンバス。
超かわいい! インテリアもかわいい!

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オプション類も充実。シートカバーは洗濯機で洗えるようにしてほしいなあ。

だけど、ハンドルが遠い!
めっちゃ遠い!
ドラポジ、ぜんぜんとれないし怒!
ハンドルが前に調節できる、テレスコピックつけてほしい。
だけど、車両価格が上がるので、ユーザーがいやがるらしい。

だったら、ハンドルの位置をもう少し手前にしてほしい。
だけど、国交省のアセスメントで、衝突実験の点数が悪くなるから前にできないらしい。
つまり、
試験のときのダミー人形は、身長175センチ+体重78キロ。
このダミーでいい点をとるためには、ハンドルの位置はシートから遠ざけたいのだ。

だけどさ。
少なくともこのクルマがターゲットにするのは、女性でしょ?
175センチ+78キロの女性が、何人いるというのだ。
軽自動車ユーザーの平均身長&体重で、きちんと乗れるクルマにしてほしいと思うのは私だけではなかろうに。
でも、ユーザーは、アセスメントの結果を重視する傾向にあるから、
メーカーも、ふんぎりがつかないところ。
うーむ、悩ましいなー。

でもこれ、ダイハツだけの悩みじゃなく、
スズキも、ぜんぶの軽自動車メーカーも、
ついでに、フィットをはじめとするコンパクトカーも、
みんな同じ悩みなのだ。

悩ましいなー。