ショウヘイヘーイ!

本日は、HEM-Netの機関誌の巻頭インタビュー。
昨年末、ドクターヘリで病院に運ばれた、
笑福亭笑瓶さんに、お話をうかがいました。

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対談。真正面に向き合うと、話がしにくいので、
このあと、丸テーブル+90度の椅子の位置にしていただきました。

命に関わる症例だったので、
ご本人も、「死」を意識されたほどのことだったので、
笑っちゃいけないんですけれど、終始、大笑い……。
すいません、涙流して笑ってしまいました。

「人を笑わせるのが大好き」という笑瓶さん。さすがプロです!

年末に発刊予定。
HEM-Netのサイトからもお読みいただけますので、ぜひ!
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ドクターヘリ事故

今月8日、神奈川県のドクターヘリが着陸時に態勢をくずして損傷した件。
現在、事故調査委員会がはいって、原因を究明中です。

上空5mは、すでに着陸態勢に入った状況。
以前、機長さんに取材させていただいたところによると、
着陸態勢に入ったときがいちばん緊張するときで、
いろいろな状況変化に対応できるよう、細心の注意をMAXにするのだとか。
とくに厳しいのは、後ろからの風。
そのため、着陸する前には、機長と隣に座る整備士とで、
上空から周囲を確認し、風向きや強さを把握してから着陸態勢に入ります。
もちろん、フライトドクターや、フライトナースも、クルーとして、
後方確認などを行い、障害物がないかなど、きちんと確認します。
でも、雷にあたるくらいの確率で起きる予測不能の突然の突風だけは、どうにもなりません。

原因が明らかになり、事故の再発防止が急がれるところです。

そして、ここでお伝えしたいのは、
フライトドクターとフライトナースに怪我はなく、
地面に着陸したあとは、すみやかに救急車に移り、
治療を開始できているということです。

病院到着まで、ドクターヘリなら7分半のところ、救急車で20分かかり、
最終的に患者さんが亡くなられたことはつらい事実ですが、
患者さんの救命に一番大切な「初期治療開始」は、すみやかに行われていました。
輸液の投与や、昇圧剤、そのほか、医師でなければできない医療行為は、
そのまま救急車で病院に搬送するよりも、ずっと早く開始できています。

亡くなられた患者さんのご冥福をお祈りします。
そして、空の安全を、心から願い、
交通事故を減らす努力を続けたいと思います。

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*写真は、取材中に撮影させていただいた千葉県の北総ドクターヘリのもの。
事故とは一切、関係ありません。また、事故機とは別の種類の機体です。

ドローン

ドローンの性能はどんどん上がり、時速70kmを超えるものもあるとか!
物流を担う人手不足と、コスト削減で、ドローン宅配も活発に計画されているとか。

現在、飛行制限されているのは、空港のまわりと人口密集地、地上150メール以上。
だけど、それ以外でも、ドクターヘリは離着陸しているんですけれど。

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離発着時は、機体がいちばん不安定になるとき。
機長もクルーも、とても気を使います。

そんなことも話題にしながら、HEM-Netの会議。
いまは、消防関係者のみなさんの「安全確保」がすべてな状況。
ドローンが増えると、不安も増える。

ドローンをお使いのみなさん、ヘリの爆音が聞こえたら、直近に降りてくる可能性がありますので、
どうか、ドローンをすみやかに着陸させてください!

HEM-Net

ドクターヘリの取材をしたご縁で、
HEM-Netの理事をさせていただいています。
本日は、ずっと屋台骨を支えてくださった事務局長の送別会。

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複合施設は、洗面所がお店ごとではなく、店の外にきれいで広いところがあるので、
歯列矯正中で、食後の歯磨きに時間がかかる身にはありがたいです!

いつも冷静で落ち着いていて、発言は的確。
でも、ふんわりとした物言いで、相手に言葉を受け止めさせる技がすばらしい。
毎回、理事会に行くと、それを勉強させていただけるのが楽しみだったのに……。
次回からは、なにを楽しみに行けばいいんですかー!

いただいたアドバイスを胸に、がんばります。
ありがとうございました!