新刊発売

7月6日発売です!

今夏の本は、ノンフィクションではなく、
法律の本です。
交通事故、性犯罪、いじめ。
子どもたちの間にも、さまざまな犯罪があり、
法律を知ることで、自分たちを守れるようになるんじゃないか。
そんなふうに思ったからです。

もう何年も前から、企画はあったのですが、
どなたに監修をお願いするかで迷い、
そんなときに出会ったのが、
自動運転の法律を研究している、弁護士の中川由賀先生。

美人で! 優しくて! そして聡明。
本を書いているあいだも、難解な法律に苦しむ私を、
根気よく導いてくれました。
本当に感謝です!

文字を少なく、面白く。
読み物としても、一気に読めます。
大人の方もぜひ!

気もちを伝える

玉川酒造さんからのメッセージ。
読んでほっこりします。

うおぬまにある小岩農園さんでの取材をきっかけに、
毎年、私の米を作っています(播種だけとはいえこう呼ぶことは社長の許諾済み!)
そして、山田錦を栽培し、雪の下で眠らせてお酒を造るという、
私の 社長の夢が実現し、
社長のご友人である玉川酒造の若き二代目が鋭意生産中。

先日、一本、社長にいただいたのですが、通販でも入手してみました。
そうしたら、写真の素敵な手紙が!

社員一同、心を込めて。
笑顔あふれるひとときがお過ごし頂けますことを。

納品書に書かれたほんの一言。
でも、どれだけ大切に、丁寧に、飲む人の笑顔を願って作られたか、
思いがひしひしと伝わってきます。

昨年、コロナが流行り始め、飲食店が通販をはじめたころ、
有名な和食店のお肉をオーダーしたら、
お肉は桐の箱に入れられていて、たしかにとってもおいしかったけれど、
挨拶状はおろか、納品書すら入っておらず、
せめて、こうやって焼くとお店の味に近くなる、くらい、
メモを入れてくれてもいいのになとさびしく感じたものです。

私の米から作った、私の酒。
玉川酒造さんという素敵な方々にお酒にしてもらい、さらに飲む方の元に届けられ、
飲んだ方が、おいしいと笑顔になってくれると思うと、
すごくうれしい。

働くことは当然、収入を得る目的もあるけれど、
ただ単にお金を稼ぐためではなく、
だれかの幸せを思って動くと、それがお金という結果になる。

私もそんな気持ちで、本を書きたいと改めて思います。



ちゃんとやる

友人たちが福井こどもの本大賞のお祝い会をしてくれました。
紅白のおめでたさをスタイリッシュな花束に! うれしい、ありがとう。

コロナに、ウクライナ情勢。
落ち着かない日々が続きます。
少しくらい雨に濡れても、少しくらい寒くても、
ウクライナの人たちの日々を思えば、だからなに?

毎日が、ふつうに過ごせることは、本当にしあわせなこと。
平和な世界は、努力しないと保てないということも、
とてもとても感じています。

寄付をするという方法もあるけれど、
私たちがやれることは、特別なアクションではなく、
毎日を、ちゃんと生きるだけでもいいんだと思います。
ちゃんと働く。ちゃんと勉強する。
感謝して、やさしい気持ちで、まず、自分のためにちゃんと生きる。
それがめぐりめぐって、だれかの役に立てるのだと信じています。

今夏、出版を予定している本が、
校正の段階になりました。
頭から煙を出しながら書いた原稿が、
本と同じデザインになって、手元にもどってくると、
なんだかちょっと気恥ずかしい感じ。
だけど、これも、いつかきっと誰かの人生に、
ほんの少しでも役に立てると信じて、がんばって校正します!

福井市こどもの本大賞

ノンフィクション大賞に選んでいただきました。

今夏出版を目指す本の原稿が終わったとたん、
それまで、脇に押しやっていた仕事の津波に飲み込まれ、
はっと気づけば3月も半ばです。
私がぼーっとしているあいだに、なんと!

福井市の市立図書館が選ぶ、
福井市こどもの本大賞で、ノンフィクション部門の大賞をいただきました!

審査員は、市内の小学4~6年生でつくる、
「こども司書くらぶ」のメンバー。
まさに、子ども視点で選んでいただきました。うれしい!

物語部門の大賞は、工藤純子先生の「サイコーの通知表」と、
小手鞠るい先生の「サステナブル・ビーチ」です。

読者にリアルに読んでもらっている幸せ。
これからも、かみしめながらがんばります!