ATTT

本日は、国際自動車通信技術展。
アワードの表彰式です。

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@ビッグサイト。すごい賑わいです。

大賞は、メルセデス・ベンツ日本の「インテリジェント・ドライブ」
先進安全・環境技術部門は、ボルボカー・ジャパンの「XC90」
自動運転/AI部門は、NVIDIAの「ドライブPX」
コンテンツ・サービス部門は、ナビタイム・ジャパンの「カーナビタイム/ナビタイムマイレージ」
社会ソリューション部門は、JR東日本の「JR東日本アプリ」
特別賞は、ソラコムの「IOT通信プラットフォーム」

とくにソラコムさんは、スタートアップの会社で、
すばらしい機動力と行動力。
がんばっている若手にスポットライトを当てられることも、
この賞のいいところだと思います。

歩行者保護と自動運転

日本人は、事故が起こると、「起こらないように制度をきちんと!」となる。
自動運転に対しても、ぜったいに事故がないように! と期待する。
もしくは、自動でぜんぶやってくれれば、事故が起きなくなると期待する。

技術者はやる気まんまんだけど、
技術ってお金がかかるんだよ。
特に横断歩道などの歩行者保護は、技術的にもまだ未完だし、
もし、完成しても、すべての交差点にとりつけたら、
とんでもない予算が必要で、さらに、維持費もかかります。

そのぶん、保育所つくったほうが、よくないですか?

私の意見は、歩車分離信号で、人とクルマの動線を交差させないようにする。
通過するクルマの数や、人の動きを計算して、
さまざまなパターンができる歩車分離信号。
最適なパターンで、渋滞を最小限にして運営をする。

人もクルマも教育を再度、行って、
それでも防げない交差点だけ、自動運転を補完する設備を道に建設する。

どうでしょう?
現実的だと思います。
「歩行者のため」と声高に言うのは、歩行者や子どもの安全といえば、
いくらでもなんでも開発費がでてくると思っている人の驕りだと思います。

そんなことを考えながら、会議づくしで頭からケムリ。
ついでに口からちょっとだけ火を吹きました……。

国際交通安全学会

本日はこちら。
国際交通安全学会の内部報告会です。

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いつきても、経団連会館ってゴージャスですてき。

一年間の研究会の成果発表。
事務局のみなさん、ご準備、ありがとうございます!

いつもあまり質問が出ないので、
今年はしやすい環境にしようと、最初から飛ばしすぎました。
A先生、突っ込みすぎました。すいませーん!

日本は右折時に歩行者がはねられる事故が多いけれど、
それも、いろんなパターンがあるのだと再認識。
4月8日の外部報告会以降、情報解禁になるため、
少しずつこちらでお伝えします!

知らせるって難しい

政府が、子どもの貧困対策の広報に2億円かけて、
集まった寄付は1949万円だったとか。
広報ってむずかしい。
片手間に素人がやったところで、どうにかなる話じゃないわけで。

だというのに、ちょろっと見よう見まねでやれば、
なんとかなると思っている人の、なんと多いことか……。

そんなことを考える、本日は会議のダブルヘッダー。
花粉が飛び始めているけれど、歩くと気持ちのいい季節になってきました。

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すっかり春の日差しになりました。