がっちり守らせる

昨日の「一時停止」問題。
信号のない交差点には、優先順位があって、
非優先のほうに一時停止をつける。

だけど、守らない人が多いので、事故が起きる。

だったら、がっちり守らせましょう。
もっと目立つ標識にしましょう。
路面にもあれこれ書きましょう、という警視庁の対応。
>そして「ちゃんと一時停止すれば事故は起こらない」という発言になる。

でも、ほんとにそうなのかと思う。
がっちり守らせたら、たしかに事故は減るだろう。でも、なくならないよ。
がっちり守らせたら、止まる人は増えるけれど、ゼロにはならない。
すると、どうなるか。
優先のほうは、「ぜったいに出てこない」というのに慣れてしまって速度が上がる。
そこへ、一時停止さぼった非優先からクルマが出てきたら、どうなるか。
事故が大きくなるのである。

その場所に応じて、どの対策がベストかを考えるのが、
担当者の仕事でしょうよ。

思い出して、ふたたび……。
きーっ! ←最近、どんどん気が短くなってやばいと自覚しつつもキレるの図。

本日は、午前午後の会議。
ここで会う警察関係者の方々は、すごくいい人なんだけれどなあ。

標識の意味

仕事がら、警察庁や警視庁の方とごいっしょすることが多い。
外から見ていたときと違い、実際にごいっしょすると、
ものすごく頭がよくて、いい人ばかりで、びっくりする
(それまでが、必要以上に嫌悪感だらけということか……)。

だけど、今日は久々にキレたなー。
事故削減の話をしているのに、
「一時停止を守る人がいれば、事故なんて起きないんですよ」
って、なんだよそれ。

そもそもさー。道交法には、
「見通しの悪い交差点の手前では、徐行、もしくは一時停止」って大原則があるんだから、
それを守っていれば、一時停止の標識だっていらない。
だけど、大原則を守れないから、一時停止や、信号など、
その場所に応じて、どういうやり方をすれば、事故が起きないようになるのか考えるんじゃん。
守れない人がいるから、あれこれ考えて、より安全に道を運用をするための部署があって、
キミ(もはや、キミ呼ばわり=上から目線)は、そこにいるんじゃん。

きー! ←あいかわらず気が短くて、怒っているの図。

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こちらは、昨日、打ち合わせの帰りに寄ったヨドバシさま。
ITにお詳しい方々に、量販店におけるヨドバシさまの人材教育ぶりを聞いてから、
ますますファンになりました。

自動運転”技術”

本日は、話題のセレナの試乗会。
CMでのヤザワさまは、手をぱたぱたさせていらっしゃいますが、
あれは違法ではありません。
現在の道交法では、ハンドルは握っていなくちゃいけないワケではないのです。
ただし!
いつでも運転できるよう、ちゃんと周囲を監視して、
いざというときは、ハンドルを握って運転を代われるようにしなければいけません。

セレナに搭載されている、プロパイロットは、自動運転”技術”であり、
自動運転ではありません。
ついでに、いま、世界中で販売されている車はぜんぶそうです。
つまり、自動運転ではなく、自動運転”技術”なる安全運転支援技術です。

ヤザワさまは、あのように手をぱたぱたさせていらっしゃいつつも、
周囲をしっかりとご確認され、
いざというときは、抜群の運動神経でもって、さっとハンドルを握り、
きちんと自ら運転できるよう、構えていらっしゃるのです。

どうか、みなさま。
自動運転という言葉に惑わされることなく、
「人はなんもしなくて、いいんじゃね?」などと誤解することなく、
正しくご理解のうえ、お使いくださいませ!

同士!

安全技術に悩む私、
本日は、天使のような女性陣に囲まれ(注・黒一点も参加)、
安全に希望の光が見えましたー!

みなさん、ありがとうございます!

ひとりじゃないって、なんて心強い。
百里の道も一歩から。
必ず、ゴールがあると信じて!

安全を考える

安全技術は、いくら作っても、ユーザーがちゃんと使わないと宝の持ち腐れ。
じゃ、その情報は、だれがどうやって伝える?
いつもながら、ぐるぐる巡ってドツボにはまる状況です。

ブリヂストンのセーフティ・トレーニングをやっていたときも、
これで何人、救えたのかな。
来年も、ちゃんとおなじように注意してもらえるのかなと考えると、
自分の活動が空回りしているようで、落ち込んだものでした。

自分の身を守れるのは、自分だけ。
自然災害も、交通事故も。

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東京駅で見つけた、大泉洋さんのポスター。
遅れてきた「どうでしょうファン」のワタクシ、このポーズを見るだけで勇気付けられます!

安全の未来を語ろう

本日は、国際交通安全学会主催、
「運転の未来を語ろう!」シンポジウム@経団連。

国際交通安全学会の内部で行う、勉強会です。

シンポには、若手研究者や有識者の方にご登壇いただき、
新たな視点での未来を語っていただきました。
私、若手じゃないんですが、
盛り上げ役として登壇させていただきました。
盛り上げ役のくせに、はいはい手を上げて、意見言おうとしてしまい、
進行役のK條先生、事務局のみなさん、すみませんー。

AIも、ITも、すごい勢いで進化する。
自動車も、自動車の研究も、すごい勢いで新たな考えと検証が進んでいく。
常に情報をアップデートしないと、取り残されます。

そして、私も、東京大学の小竹(しの)先生の考え方と同じで、
交通事故を削減するなら、完全自動運転にするのではなく、
徹底的にレベル2を極める、つまり、
安全支援技術を、徹底的に強化していくことだと思います。

日産「プロパイロット」

日産が8月に発表する新型セレナに搭載予定の、
自動運転機能・プロパイロットの試乗会へ。

「自動運転」と「自動運転機能」は違います。
おまちがえのないように!

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セレナはまだ発表されていないため、ダミーの車両でテストさせてもらいました。

自動運転、ときくと、ドライバーはなにもしないで、クルマが勝手に走ってくれるものを思い浮かべる人が多いけれど、
現在、地球上に、一般の人がふつーに一般公道を走れる「自動運転」のクルマはありません。

走っているのは、実験車両か、もしくは、「自動運転機能」が搭載されたクルマです。
自動運転機能ってなによ? となりますが、
早い話が、
「ドライバーが、ちゃんと前方確認などをして使う、クルマに搭載されている機能のひとつ」です。
ATみたいなもの? って、うーん、それに近いかも。
ギアチェンジを勝手にやってくれるのも、自動運転機能のひとつといえば、そうなるでしょう。
クルーズコントロール(速度を一定に保つ機能)も、自動運転機能だし、
衝突を察知してブレーキをかける被害軽減ブレーキも、自動運転機能のひとつです。

自動運転という言葉がひとり歩きしているけれど、
スマホを見たり居眠りできたり、という機能がついているわけではありませんので、
ご注意ください!

今回のプロパイロットも、クルマが白線を認識し、
白線内を上手に走ってくれるというもの。
アクセルやブレーキも同時に動くけれど、
あくまでも、ドライバーの支援をする装置。
疲労を軽減させたり、うっかりミスをしないようにサポートしたりと、
アシストする機能であることを、ご理解ください。

んで、感想は……。
ハンドル操作、もう少しスムーズになるといいなあ。