安全教育

本日は、幼少期に安全教育をするとどうなるかの追跡リサーチ。
女子大生に話を伺いました。
チャイルドシートが義務化になる前から、
徹底的に車内安全を行い、
車内=ベルトをすりこんだらどうなるか。

結果、
「スキーツアーバスはよく使います。
でも、ベルトがないとなんだか怖いので、夜行バスでも必ずします」

おお!

やはり、幼少期からの教育は大切。
きっと彼女がママになったら、ぜったい子どもにチャイルドシートを使わせることでしょう。
いいスパイラルを作っていきたいです!

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日本橋。古きよき建物と、最新のデザインビルが立ち並び、
気持ちのいい街になっています。

道路作りでこどもを守る

自動運転で歩行者保護と技術陣がやっきになっているけれど、
まずは道路だと思うんですよね。
歩車分離信号にすれば、こどもが青信号で横断歩道をわたっているときに、
巻き込まれることは、ほぼゼロになるのに、
なぜやらない?

渋滞を起こすっていっても、新橋や銀座でも採用されているのに、
いろんなパターンで運用できるのに、やりもせずにやらない言い訳多すぎるでしょ。
せめて通学時間帯だけでも、やってほしい。いや、やろうよ!

本日は、そんな気持ちで通学路に関する検討会へ。

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警察庁は、アイコンタクトとりましょう運動を実施中。


だけど、ピアジェの前操作期によると、6歳児というのは、
片目つぶって水中眼鏡をかけて、片耳ふさいで、
首があまり動かず、足に重りをつけているような状況なんだとか。
さらに、
ファンタジー思考、自己中心的思考、魔法的思考……など、こどもならではの思考回路があり、
情報の取捨選択ができず、情報処理の時間は長い。

アイコンタクトは、こどもに求めるのは無理なんだな。
教えることは諦めたくないけれど。
そして、アイコンタクトすべきは、ドライバー。
みなさん、横断歩道は「歩道」です!
いっそうのご注意を!

国際交通安全学会

書籍は脱稿したけれど、
その間、ほとんど手付かずだったクルマ関連の原稿と資料読み。
世界はすごいスピードで動き(ネット社会になったから、よけい早い!)
この年齢になっても、勉強することだらけです。
そうなのだ。
こどもたち、勉強は一生つづく。
いまだけ、がんばりすぎるな!
そして、どんなカタチで春を迎えようとも、
人生の後半でいくらだって大笑いできる(経験者!)。安心しなさい!

そして夜は、国際交通安全学会の研究会へ。

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岡山大学のE先生からチョコレートが!
愛媛大学のM先生からは、チョコサブレが! 学会の事務局さんからは、健康に気遣うお茶が!
楽しい……いえ、勉強しています、していますから!

睡眠時無呼吸症候群。
この名称もだいぶ世の中に浸透してきたけれど、
「よくわからない」>「拒絶」という日本人独特の傾向があるような。
ちゃんと知って、ちゃんと治す。もしくは対応する。
少なくとも、旅客関連のドライバーは、簡単に治療できるので、
対応していただきたいです!

きつねと、たぬき

お蕎麦屋さんで、
「ぼく、きつね」「わたし、たぬき」
そんなふうに言っても、
ほぼ全員が理解する。

でも、これを、こどもたち、まあ、幼稚園児くらいの前でやったらどうなるか。
「えっ、おじさん、きつねだったの!」
と、びっくりである。

技術者と話をしていると、ときどきそう思うことがある。
あのさー、あなたたちの世界では常識かもしれないけれど、
一般にはちんぷんかんぷんですよ。

本日も、そんな気持ちで机をたたきなる気の短さ。
気が短くていけません。

霞ヶ関は、今日も警戒モード。