今日は北へ

わらわらと忙しいふりをしながら、
今日は新幹線で北へ。

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危うく、品川駅で乗り換えようとしていました。
今日は、東北新幹線だっつーの。

テストコースで試乗させてもらったのは、
メルセデスベンツ新型Sクラス。宇宙一、安全なクルマです。
後部座席のシートベルトは、衝突時にエアで広がり、被害を軽減。
SPLシートになると、サブマリンしないよう座面にエアバッグも!

AACNの開発も、このあたりを考慮しなければです。
でも、1mmずつでも進まないとね。

HEM-Net会議

本日は、AACN研究会からの、HEM-Net理事会です。

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Advanced Auto Collosion Notification Aystem.
ACNをさらに進化させ、乗員の負傷程度まで予測しようというものです。

いままで、高級車を中心に展開されていた交通事故自動通報システム(ACN)。
なんたって、機械、高いし。
車両価格が上がったら、庶民、買えないし。
ゆえに台数も少なく、AACNにいく道のりは長そうだったんですが、
ここへきてなんと! フィットにもつくことに!
高い機械をクルマにつけるのではなく、
いまや普及が進んだスマホを使っちゃおうという流れです。

*余談だけど、いよいよ国交省が進めているETC以外のDSRC戦略は
役立たずになると思います=税金の無駄。
=ここでも敢えて書く。だって何年も前に国交省道路局の会議で忠告したもん!

ドクターヘリを飛ばすかどうかはもとより、
事故後の早い通報は、負傷者救護の基本。
うまく使いこなしていけば、
いつもハリーアップ・シンドロームな救急隊+特別救助隊+ドクターヘリ関係者への
負担も違ってくると思います。

本日はめずらしく、宿題をいただいて閉会。
おやつ食べて帰るだけから、大きく進歩か?

浮上中

こもりにこもって、足が短くなったような気がします。
このままいけば、イルカのように、胴体のなかに格納されてしまうかも(ぜったい、ない!)
注:イルカのレントゲン写真を見ると、胴体のなかに脚部の骨があります!

これではいかんと、今日は「外日」です。

まずは、メルセデスベンツのニューカマー、CLA試乗会へ。

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@六本木のメルセデスベンツ・コネクション。カフェ、併設です。
私、ここには、ものすごい思い出があります!

でも、めっちゃナイショです!(じゃあ、書くなよ?)
試乗インプレッションは、【レスポンス】にて。

続いて、試乗車をピックアップに行き、
さらに向かったのは、こちら!

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渋谷にあるNHK放送センター。今日は、生ラジオ、出させていただきました!

いつも、仕事でごいっしょさせていただく、M解説委員にお声がけいただき、
「睡眠時無呼吸症候群」「デッドマン」「被害軽減ブレーキ」などなど、
話をさせていただいてきました。
M解説委員も、夜、お休み中に呼吸が止まっているとか?
そ、そ、それは~。

クルマは楽しくて便利なもの。
でも、一歩まちがえば、悲しみを作る道具になってしまうので、
ずっとずっと、クルマといい関係が築けるよう、微力ながら情報発信してまいります!

安全はつくるもの

京都で起きた花火大会中の事故では、
これを書いている時点で、3人の方がお亡くなりになり、
いまなお多くの負傷者への懸命の治療が続いている。
亡くなられた方々のご冥福と、ケガをされた方々の早い回復と、
多くの人のココロについた傷が少しでも癒えることを祈るばかりである。

報道を読む限りでは、今回の事故原因は、
ガソリン携行缶の不適切使用にあるらしい。
高温で気化したガソリンが、一気に噴出する様は、
文字で読むだけでも戦慄する。
圧力を下げてから、注ぎ口を開けるようにすべきところ、
なぜ、おろそかにしたのか。

理由1
いつも大丈夫だから。
よくあることである。いつも大丈夫。だから今度も大丈夫。
クルマの世界でもよく言う人がいる。
私はここで一時停止はしないが、事故は起こしたことがない。
だから、これからも大丈夫。

しかしながら、神さまは、そんなに優しくはない。
これまでは、幸運だっただけだ。
事故の確率は平等であり、そして事故は必ず起きる。

理由2
うっかり忘れた。
よくあることである。私もよくある。
出かける前に洗濯物をとりこもうと思いながら、
うっかり忘れて出かけ、雨にやられて悔やむのである。

いつもとは違う、環境の変化。
洗濯物の場合、雲の動きを見極めて行動しないからこういうことになる。
今回も、いつもよりも高温状態になった(外的要因はさまざまだが)携行缶に、
より注意して行動しなければならなかったはずだ。

そして今回の事故は、洗濯物がズブ濡れになるようなヤワな話ではない。
危険物を扱っているという自覚をもち、
基本に立ち返り、指差し点検して行動する安全確認は必須なのである。

そして思う。ガソリンほどの危険物の扱いを、
こんなにも安全ボケした日本で、使用者ひとりの行動に任せていいのだろうか、と。
せめてガソリン携行缶は、圧力抜きをしないと、注ぎ口が開けられない構造になっていれば、
今回の事故は防げたかもしれないと。

物理的な構造は、文系バカの私にはよくわからない。
でも、それでも、
せめて一回の屋台営業で使うものなら、
圧力抜きのねじと、注ぎ口のフタに、
長い紙かなにかを一枚はって、まわしにくいようにしておけば、
「おお、先に圧力を抜かなくっちゃ」と気付くんじゃないかと思ったり。
屋台組合とか、花火大会の大会事務局がやれば、
安全性は少しは上がるんじゃないかと思ったり。

これからもまだ、花火大会など、屋台が出る行事が続く。
こどもたちが笑顔で二学期を迎えてくれることを、願うばかりである。