朝5時なのに……

アタックを決めたつもりが、見事に打ち返され、
あわててレシーブしたら、ボールがコートの外にいき、カラダをはってつないで、なんとか相手コートに深いトスを入れた気分。

なんだそれ?

まあ、今朝から今日お昼までの、私でございます。
朝なら涼しかろうと思ったら大間違いで、5時だというのに、窓をあけると、もわーっとしています。うーん……。

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すっかり夏。まっ青な空は、見ているだけで気持ちいい。今日は夕景のなか、富士山のシルエットもよく見えました。

午後、ふらつき防止機能のついた試乗車をお借りしたものの、
東関東自動車道の、つなぎめだらけのあたりを通ったら、「ふらついています」の警告音が……。
うーん。これは私がいけないの?
それとも、このサスペンション? もしくは、切り心地の悪い電動パワステのせい???
まあ、人間、年齢を重ねると、悪いことは他人のせいにする傾向にありまして、
ぜったい、サス+パワステだと、思う私です。

道具は使いこなしましょう

今月後半のおこもりの時間をつくるため、
取材系を前半に集めたら、なんだかスケジュールが、ワケわからなくなってしまいまして……。
今日もダブルです。午前は、箱根の霧のなか、マツダ・プレマシー。
インプレは『レスポンス』にアップします。

法規制が始まる前に、全席にヘッドレストと3点式シートベルト導入。えらい!
少しは見習ってほしいなあ、同時期に出した、某ミニバン担当者。

午後はスバルのアイサイト+オールラインナップ試乗会。
アイサイトは、自動ブレーキが注目されがちだけれど、AT誤発進防止装置の方が、すごいかも?

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この状態で、タイヤ止めがあれば、いくらアクセルを踏んでも、タイヤ止めを乗り越えません!
タイヤ止めがなくても、エンジン制御が入って、急加速なし。超優秀!

詳しくは、スバルのサイトをご覧いただくとして、→こちらをクリック!
いやー、駐車場から出るとき、アクセルとブレーキ踏み間違いで突っ込む事例は、これで回避可能です!
ただ、前進のみでしか機能しないので、バックでは突っ込むことはあるかも。
ゆえに、コンビニで駐車するときは、前向き駐車に、いたしましょう? アイサイト装着車のみなさん!

これ、激いいですよ、福岡県の某みなさん!

でも、自動系の装置は、過信は禁物。
クルマを操るのはあくまでも「人」。機械は補助装置でしかありません。
そこを履き違えると、止まらないだの、ぶつかっただの、責任はだれにあると、ワケわからないことに。
クルマもハサミもいっしょです。使いよう、使いよう。
使いこなしてこそ、いい道具は活きるのだと思います。

チームワーク

チームプレイの場合、それぞれ担当があって、それを確実にこなして次へとつないでいく。
それは基本中の基本なのだけれど、
でも本当は自分のパートだけじゃなく、お互いが少しずつ、相手のパートにかぶるくらいがんばって、
初めてうまく、つないでいけるものだと思う。
私が、救命救急やドクヘリに魅せられてやまないのは、
そんな当たり前のことが、当たり前にできているからなのかもしれません。

早く当たり前にできるようになろうよー。←誰?

本日はラジオの収録。
終了後、安全装置についての取材へ。

アクセルペダルがフロアマットにひっかかる問題。
そうでしたかー。
アクセルペダルを、オルガン式にすりゃーいいってもんじゃ、ないんですね。
確かに。言われてみれば、オルガン式でも、フロアマットが発射台のようにズリ上がり、
回り込んでしまえば、フロアマットにひっかかるってもんですね。

フロアマットは、床にしっかり止めて使いましょう。

やっぱりこれです。
泥対策のビニール製フロアマットを、お使いのみなさん、
くれぐれも、ご注意を!

愛読書?

救急医療にたずさわるドクターたちが読む、月刊誌「救急医学」
今月号のテーマはずばり「外傷と工学」
入手いたしました。読み応えあります。
特にドクター側からの提言は、衝突安全にたずさわる方々に、ぜひ、読んでいただきたいです!

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日本医科大学千葉北総病院の救命救急医の方々からの発信も、もちろんあります!
歯切れのいい書きっぷりに、うっとりです(笑)。
 

以前、救命救急医で心臓外科を専門になさるドクターが、
「たとえ心臓に刃物がささっていたとしても、うまく早く連れてきてくれれば、助けるチャンスはあります。
そのために、ぼくたちがいるんです」と、
言っていたのが、忘れられません。

心臓がやられたら、即・死亡と信じていた私は、
たとえシートベルトの衝撃で心臓破裂をしていても、助かる事例をいくつも目の当たりにし、
救命救急医療のすごさにひれ伏すのでありました。

いま、レクサスやメルセデスなどの車両に搭載されている、
交通事故発生と同時に、緊急指令が行くシステムがもっと多くのクルマに展開され、
ドクターヘリの出動までつながっていくようになれば、
死ななくてもいい人たちを、しっかりと助けられると信じています。

なんてことを考えながら、ぎりぎりまでPCに向かっていたら、
あやうく飛行機に乗り損ねるところでした。今日は西へ。着いた先は、山口県です。