NHKクローズアップ現代

NHKの超人気番組、クローズアップ現代で、アクセルとブレーキの踏み間違いを取り上げていた。
見て驚いたのは、踏み間違い調査をしている、そのすべての映像において、

「床から、右足のカカトが離れていた」

ということである。ぎょぎょっ!
もしもーし。それでは、踏み間違えが起きやすくなるのも、当然なのでは……。
そっか、世の中はこれほどまでに、ペダルの踏みかえのときに、足を浮かせて操作しているのか……。

っつーかですね。
私がびびったのは、先日、フィットの試乗会に行ったとき、
足に合わせると、ハンドルが遠くて困る、と言った私に対して、
ポジション系を担当しているという開発者サマが、

「先にハンドルをメータが見えるようにあわせ、それから足の位置を合わせて……」

と、言ったことである。
もしもーしっ? それは、本気で言っているのでしょうか。
それとも、「まず、足を合わせ、それからハンドル……」と、信じている私が、まちがっているのでしょうかっ?
どうりでフィットのドラポジが合わないわけですよ。

私の場合、先にハンドルを合わせてから足を合わせると、
足首がきつくて、カカトをつけたままのペダル操作は厳しくなります。
これじゃ、踏み間違い誘発装置になりかねないんじゃ、ないでしょうか~。


あーあ、またホンダにケンカ売っちゃった。でも、本気でそう思うんだもん。どうよ、Tくん?

自工会の安全部会のご担当者さま。
たしか今後は、ドラポジについて力を注ぐとおっしゃっていたかと思いますが、
このあたりも、取り組んでいただきたいと思いますです。はい。

本日は、午前中に取材をひとつ。午後、原稿書きで、夜は懇親会です。

国際交通安全学会

朝から取材をひとつ。いちどもどって仕切りなおしをしたあとは、国際交通安全学会(IATSS)の勉強会へ。

忙しい面々が集結ということで、夕食のお弁当をいただきながら。
おおっ、これは、イ○ハンの、すき焼き弁当!(*弁当目当てで参加しているのではありません!)

スペシャリストが集まっての調査研究。
私は今年入ったばかりで、右も左もわからないため、聴講というカタチで勉強させていただいています。
おおー、こういう見方が……おおー、こういう切り口が……。

終了後の雑談では、都市計画の先生と、経済学の先生と、子どもの安全についての意見ががっちり合致!
先生っ、そのとおりです! もう、握手したいくらいでしたよ。
高齢化社会ゆえ、高齢者対策は必要。
それを認識している政府にしろ、クルマの安全にしろ、どうしても高齢者対策に行きがち。
でも、それって結局、高齢者は伝えられるから。
もっと言っちゃうと、高齢者は選挙権を持っているから。
じゃ、子どもはどうなるの?
選挙権はないから放ったらかし。子どもが意見を言えないことをいいことに、見ないふりしていません?

「GDPを考えるなら、子どもにケガをさせている場合ではない。」
私、経済学者ってどうも胡散臭くて、抵抗があるけれど、この意見には激しく納得。
子どもにケガをさせれば、本人の生産力はもちろん、親だってかかりきりになって生産性はにぶる。
今後の日本を考えるなら、子ども問題、マジメに取り組まないと、やばいと思います。

三連休の過ごし方

リーマンショックの余波が、ボディブローのようにきいてきて、
私のまわりでも、浮かない表情の人が多い。そしてみんな口にする言葉はいっしょ。

「はあ。これからどうしよう。老後が心配」

そうかー。たしかに、老後、心配だよねー。
でも、キャパのない私は、今日をどうやって生きていくかでいっぱいいっぱいでして、
老後のことまで、アタマが回りません~。
だって、来年、生きているかどうかだってわからないのに、
そんな先のお金の心配なんて、している場合じゃないっつーの。

大丈夫っすよ。今日を生き抜ければ明日はくるし。
一日、一日、朝、目覚めることができただけでも、それは奇跡のようにシアワセなんですよ。
ありがたーい一日を、めいっぱい生きなきゃ、お天道様(←いつの時代だ……)に申し訳ないってもんで。

そんな私は、この三週間、いえ、正確には、もうちょっと(かなり?)前から、
後回しにしていた、資料の読み込みやら、家仕事やら。
ああ、読まなきゃいけない資料は、なんでこんなにあるんだ。
みんな資料、作りすぎ!

三連休の最終日はラジオの収録です。
ここ数週間の反省をもとに、今日は「カミ」は少なかったけれど、カツゼツはイマイチ。
日々、勉強です。

某所で見かけた、バスのペイント。
たしかにね。バス停があるところは、バスが歩道に寄るから、バイクのすり抜けは危険なんだけれど。

だけど、経験者として言うなら、すり抜ける側は、こんなバスの真後ろなんて見ていないんだな。
見るとしたら、バスの左ナナメカドからちょこっとのエリアくらい。
そのあたりに、もっと目立つウィンカーやら、「止まります」の表示をつけたほうが、
事故抑制にはなると思うんですけれど。

その点、タクシーの「後部座席ヘッドレスト裏」にある、「止まります」表示は、
バイク乗りにとっては、ちょうど視界に入る位置で、有効だと思います。

そして原稿、そして移動

出歩いた日々が続いたあとは、原稿書き。
朝から煙を出しつつ、原稿を書いています。

そして夜は首都高にまぎれこみ、レガシィに搭載されている、アイストップの渋滞機能をチェック!
おおおーっ、これは、なかなか!
超低速のストップ&ゴーになると、発進開始が、一瞬遅れてたるいなあと感じるも、
ちょっとのろのろ運転の加減速になると、もうカンペキ!
同乗者は、私が操作しているのか、クルマが自動でやっているのか、
ほとんどわからない状態であります!

だけど、クルマを信用しない私。
右足がずーっと「いつでもこい!」な気合のもとに、ブレーキペダルの上に乗っていて、
それを保持するほうが、つらかったりして~(苦笑)。
そのうち慣れると、ほどほどに力も抜けるようになるのでありましょう。

そのままクルマを西へ走らせ、移動、移動です。