マンガ大賞

マンガ大賞で、ベスト5に選ばれた(おめでとうございます!)、
西ケイコ先生(漢字が出ないのでカタカナ表記)の、
「オトコノ一生(漢字が出ないので、以下同文)」

第三巻=完結偏をさっそく拝読させていただきました。
ほろり。
大人の恋ってせつないです。

西先生が描いてくださる、5月発売予定の私の最新刊、「フライトナースの物語(仮題)」のイラストも、
めっちゃ!かわいいです。
内容はともかく(ともかく言うな、自分!)、表紙買いしてください、みなさま~!

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いっしょに「ひらひらひゅ~ん」も、読みました。
だって池面がいっぱいでてくるんだもーん(笑)。

「ひらひらひゅ~ん」のなかに出てくる弓道の言葉。
「正射必中」
正しく射てば、必ずあたる。当たらないのは、正しく射てていないから。

……深い。

本日、救急救命士の医療行為が拡大する方向で動き始めました。
これで救われる命が、どれだけあることか!
全国で、いいトレーニングシステムを構築していって、成果をあげていただきたいです!

終日、原稿書き。うおおおーっ!←煮詰まり中。

錦糸町に行きました。

クルマ業界で「錦糸町」といえば、警視庁交通執行課のこと。
ということは。
ということはっ!?

いえ、ちがいます=きっぱり! 交通違反ではありません。
消防庁応急手当普及員の更新のための講習会を受けに、本所消防署へ行ってまいりました。

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こちらの防災館で、みっちり3時間。
そして、講習も終了まであとわずかという、16時08分。
突然、聞こえてきたのは、「緊急地震速報!」

えええーっ! 大地震がっ!
身構える受講生。びびる隣のおねえさん。
しかし、さすが講師のみなさん。なんっちゃない顔で、講義を続けていらっしゃいまして。
そりゃそうだわね。なんたっているところは、「防災館」の、しかも体育館。
さらに隣は消防署。
レスキュー隊も救急隊も、わんさといるわで。
ここがつぶれたら、いったい市民はどこへ避難しろと?

結局、震度2が最高だったみたいなんですけれど。
大きな地震にならなくて、よかったですー。

帰宅後、原稿書き。

麻酔とサチュレーション

朝、5時半に起きて私がしたことは……下剤服用。
内視鏡検査の虜になった大殿が、

「これで検査してこないと、今後、仕事は出さない!」

と、宣言してからはや2年。おまえ、いい加減にしろよ、と、相成りまして。
いやー、私、健康診断、オールAっすから、と言ったところで、
「んなもん、バリウム写真にでるくらいでかいんじゃ、もう手遅れなんだよ!」とのこと。
ほんとかなあ=これはほんとな気がする。

検査はキライだけど、ひとつだけ楽しみが。
それは、静脈点滴と、麻酔と、サチュレーションの機械をつけられること!
救命救急センターの取材で、何度もでてくるこの言葉。
でも、そばで見るわけにも、体験するわけにもいかなかったけれど、おおー、こんなところにチャンスが!

ほほー、これがサチュレーション。ほんとに指にクリップするだけだわー。
ほほー、これが静脈の針。ふーん、細い針を用意ってことは、血管が細いのね。
で、この点滴の管の途中にある部分から、薬剤2種類。なるほど、麻酔医のT先生が言っていたとおりだわー。
この二つ目の薬を注射できゅーっと入れてから、7秒くらいで眠りにつくって言っていたけれど。
い~ち、にぃ、さーん、し~、ごぉ、ろーく、な…………ぐーっ。
次に目覚めたのは検査がとっとと終了して、ごろごろとベッドのまま控え室に運ばれたあとでした。
麻酔、すごい。

で、検査の結果は。ほら、やっぱり、つるりんとした見事にきれいな胃&大腸でありました。
これでまた好きなものが好きなだけ食べられる!

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ということで、チャイのおいしいお店に入りました。スパイスロールケーキは、コジマ○ミさんのレシピだそうです。うま。

麻酔で、よろよろしながら帰宅後、原稿書き。おわらないっすー。
でも、春のデートは楽しみにしています!(謎)

ドクヘリ・シンポジウム

やばいやばいと言いつつ、午前中は原稿書き。
午後は、ドクターヘリのネットワーク、HEM-Net主催のシンポジウムです。

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基調講演は、チームバチスタの栄光で有名な、海堂尊さん。
やっぱ、お医者さま、アタマいいわ~という講演でございました。

今回は、ドクターヘリ支援基金を開設にあたってのシンポ。
現在、国と道府県から運営費用がでているけれど、でもなぜか年間240回計算の額。
年間700回近く飛んでいる日本医科大学千葉北総病院などでは、完全に赤字なのです=特に運航会社(朝日航洋)。
しかも、ワケわからないのは、消耗品には使えない
つまり、ヘルメットやフライトスーツは、ぜんぶ病院の自腹負担になるわけです。
えーっ、なんで。ヘリに乗るのに必要なのに。
志ある病院は、負担が増える一方じゃん。

ドクヘリ導入がすすむなか、でも、ヘリだけあればいいってもんじゃなく、
まずは、指揮官としての力も必要なフライトドクターの養成と、
いないとなにもできない赤子同然とドクターに言わす陰の実力者:フライトナースの養成が必要なわけで、
そうした部分は、ぜーったい補助金は使えないので、広く民間から支援してもらおうというわけ。
つまり、「民」が「公」を支える新たな社会モデルの構築に、トライするわけです。

私、この発想はとてもいいと思っています。
なぜなら、どんな事業も「公」だけでやると、一般市民はどうも意見が言えない(民が積極的に参加しないことも)。
ほんとは、お互いがきちんと意見を出し合って、いいものをつくるのがベスト。
ゆえに、おっきな筋道をたてるのが得意な「公」には、その部分だけやってもらい、
各エリアごとに異なる細かな部分は、「民」で自由に采配をふるったほうが、
すごくいいものができると思うのです。

そんなにうまいこといくの?
そういう声も聞こえてきそうですが、できるできないではなく、やるためには、どうすればいいのか。
ドクヘリ私設応援団としては、団旗をうちふるっております。