古いおうち

私の仕事をするうえで、財産は「人」なのだと思う。
フリーという立場は、収入も不安定だし、ケガや病気や不況や人間関係に左右されるけれど、
それでも20年のあいだ、そんな不安を微塵も感じずに過ごしてこられたのは、
私が出会った本当に多くの、フトコロの深い、
本物の仕事師(敢えてそう呼びたい)の、みなさんのおかげだと思っています。

今日もそんな一人に、パワーランチをごいっしょさせていただきまして。
私よりもずっと年下なのだけれど、一番じゃないと意味がないと言いきる人。
いいなあ、前向き。
私の弱点も指摘してもらい、今日からまた、がんばりますー。

午後は、築50年のおうちを堪能している、切れ味抜群の文章を書かれるO嬢のお宅で開かれている、
「こひきだし展」へ。
初めておじゃまさせてもらう古い家は、都内にあった祖父母の家によく似ていて、
子供のころは、ものすごく広く感じたけれど、やっぱりこのくらいのサイズだったんだなあと、しみじみ。

家族の生活を見続けてきた、こうした古い建物にふれると、
心の奥の奥の奥ーのほうにある、忘れちゃいけない大切な思いが揺り動かされる気分。
その「思い」がなになのかは、よくわからないのだけれど。

安・近・短

黄金週間、最終日は、ショートトリップして、友人たちと公園ピクニック。

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大きく育った木々が、やさしい風と木陰をつくり、ほわんほわんに気持ちいいです。

天気がいいってことは、それだけで極楽ですなー。

カフェでまったり。

趣味が仕事な私としては、毎日、やることがあるのは嬉しい限り。
ノンフィクションを書き出してからは、仕事と称して、会いたい人に会える『葵のご紋』を手に入れたようで、
むむむー、こんなにシアワセで、いいんでしょうか。

でも、あまり仕事仕事と言っているのも、マネージメント能力のなさを露呈するばかりなので、
今日は仕事デスクを離れて、「捨て」作業です。
昨年、元格闘家の須藤元気さんにお会いしたとき(これも役得だ~)、
「一週間に、10個、手放すんです。すごくいいですよ」と、教えていただき、
最初の数週間、実行したところ、ものすごーく、家のなかがすっきり。
そうするとなぜか、アタマのなかもすっきり。
んで、忙しさを理由にこのところ、かまけていたんですが、
その分、黄金週間は、100個、手放すぞーと、気合を入れたのでありました。

結果……超すっきり! みなさん、お勧めです!

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すっきりしたところで、カフェめしです。サーモンとディル入りのクリームチーズのベーグル。超おいしいです!

いやー、カフェってほんとは苦手なんですが、なんか、新しいことしたい気分だったもので。
天気がいいと、どっかに遊びにいかなくても気分爽快です。

オリンピック

オリンピックがくるたびに、選手の4年間のがんばりを無視して、
勝った瞬間の甘美な気分だけ我が物顔で味わおうという、せこい私です。
基本的に、原稿書きは朝型なのですが、
バンクーバー五輪は時差の関係で、そんな私の生活リズムに、直球ストライク! やばーい。

なんてったってネットの時代。
ちょこっとサーチすれば、ほぼリアルタイムで情報がアップされてくる。
映像は見なくとも、臨場感はそれなりにあり、
ついつい、ページの「更新」ボタンをがちがち押している始末。

原稿、書けよ、自分!

午後は打ち合わせのカタメ打ち。

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夕方とおった、文部科学省のわき。
沈丁花のつぼみがほころびかけて、春はもうすぐそこ。

夜は再び原稿書き。かなりピンチが続いております。