Cクラス

小田原で試乗会。本日はメルセデスベンツ・Cクラスです。

どんどん存在感を増すCクラス。いまの日本にはこの大きさがちょうどよかったりして。

ちなみに小田原周辺でも「節電のために街路灯を消しています」の表示が。
だからー。
なんのための街路灯なのか、よく考えていただきたい。
街路灯とはそもそも、安全のためにあるのではなかったのか? 
「安全だと判断して消しています」というのなら、
最初から税金投入して作る意味、ないじゃん。
ピークタイムに関係ないところで、安全を軽視しての「節電」には、反対します!
事故が起きてからじゃ遅いと思うんですけれど、どうでしょう、国交省横浜国道事務所小田原出張所?

サマータイムよりシエスタを。

日本全国、節電&節電。
でも、街灯まで消すのってどうよ?
そもそも夏の電力不足が深刻なのは昼間。
たしかに、電力不足が言われ始めた春先のピークは18時以降だから、
街灯を消そうってのも、わからんでもないけれど(でも、安全無視だから反対だけどね)、
季節は移っていまは初夏。
ピーク対応は午後~夕方の時間帯に移り変わったはずなのに、
なんも考えずに、そのまま放置して街灯消し続けているわけじゃないでしょうね、国交省道路局?

節電はわかるけれど、いま、求められるのは、全体的な節電よりも、ピークタイムをどうするか。
ピークタイムに需要が供給を上回ると、大規模停電になるから、それを避けなきゃなんだけど。
その観点でいくと、サマータイム導入は意味がないと思います。
だってみんな、「一時~四時~♪(でんこちゃんの歌でどうぞ)」は、働くわけで。
ピークタイム節電に貢献していないんだもの。

やるなら「シエスタ」でしょうね。
イタリアは午後の「一時~四時(五時)」は、店を閉めます。
オフィスもオフにするところが多いです。
理由は「暑いから」。暑くて、買い物どころじゃないしー。
イタリアはエアコン導入率が低いので、みんな倒れそうになるわけで。

ゆえに、イタリアの人は、ペルジアーナ(→これ)や、スクーロ(→これ)を閉めて、
直射日光をさえぎり(空気が乾燥しているので、日陰にするだけで違う)
じーっとしています(別にみんながみんな寝ているわけではなく、
本を読んだり、おしゃべりしたりしています)。
で、涼しくなった17時くらいから再始動。夜は20時くらいまで働く、というわけ。
こっちのほうが、だんぜん、電力不足対策に効果的じゃありません?
(まあ、冬もこの時間帯で稼動するイタリアの真意は不明ですが)。

ちなみに、自動車工業会が、「木金休み、土日出勤」を打ち出して、
自動車メーカーは、土日が稼働日に。
子どものいる家庭は大変だなー、とか、関係会社は大変だなー、とか、傍観していたら、
あれ? 編集部は木金稼働日だから、われわれフリーの休みは???
でもね。もともと土日をまともに休んだことないし。
逆に「土日もクルマの返却ができる!」と思えば、便利になったわけだし。
そもそも被災地の方々のことを思えば、
今年一年くらい多少の不便(私には便利にみえるけど)くらい、どってことないわけで。

本日は終日、原稿書き。

交通安全審議会

国交省
交通政策審議会陸上交通分科会自動車交通部会技術安全ワーキンググループの会議。
ふう。やっぱり長いしー。

一番のりでした! って、いばってどうする。

前回の会議で、意見がまったく反映されていない「まとめ」に、愕然としたものの、
その後、K委員長のご尽力により、

意見を反映したものを、国交省がまとめ、

事前に見せていただいて、さらに希望文言を書き加えさせていただき、

それを確認した国交省が、そうした文言を、きちんと反映してくれ、

さらにチェックをさせてもらい、

当日にのぞむ

という、「時間切れを理由に、うやむやにする」ということは避けていただけ、
K委員長に感謝でございますー。

よって、当日の会議は、さくさくと進行が進み、
時間が残ったぶんで、ざっくばらんな意見交換をさせていただくという感じ。
チャイルドシートにしても、事故データにしても、高齢者の事故にしても
3年前、5年前から、とりまく状況はどんどん変わる。
それに遅れないよう対応していかないと、いつまでたっても、変われないと思います。
あとは、この報告書に基づいて、ぜひ、実行していただきたいです!
関係者のみなさん。よろしくお願いします。

左折巻き込み

あれは私が、8歳のときのこと。
欲しくて欲しくてしかたがなかった、自転車を買ってもらったときのこと。

「大通りから向こうへは、行ってはいけません!」
そう、母と約束したものの、そんな約束なんて子どもの好奇心の前には、ないも同然。
バレるわけないしー。
そう思って、数日後、初・大通り越えに挑戦!
大通りの信号は青。
横断歩道をわたる歩行者といっしょに、自転車に乗ってわたりはじめたときのこと。

かつん。

右ひじに硬いものが当たり自転車ごとよろけ、左足をついて見上げると、
そこには、緑色のダンプカーが、壁のようにあったのでした。
どうやらあとで聞くと、ダンプの助手席に座っていた人が気づき、
急ブレーキに至った、ということでした。

「大丈夫っ!?」
いきなり大人たちに取り囲まれ、戸惑う私。
いやー、大丈夫って言われてもー。
子どもなので、おまわりさんまで来ちゃう、事態の深刻さが理解できず、
それよりも、母親にバレる……そのほうが、心配だったわけで、
とっととその場から逃げ去りました。
でも、案の定、一部始終を見ていた近所のおばちゃんにちくられ、
親からはこっぴどく怒られましたが。

だけどあの事故は、どうすれば防げたんだろう。
(親の言いつけを守れ、というのは、反抗心いっぱいの私のような子どもには無理です!)
いつも思うのは、交差点ではクルマと人の動線がクロスする怖さ。
スクランブル交差点にして、歩行者とクルマを分けるのが一番なのだけれど。

少なくとも、横断歩道は「歩道」なのだ。
右左折するクルマは、その「歩道」の上を走らせていただいているのだ。
その意識が低すぎるんだと思う。

子どもたちに、「青信号だからといって、油断はするな」。
そう教えることも大切だと思う。
でも、ドライバーは免許制度のある資格保持者。
子どもの動きを制限する前に、ドライバーがやるべきことは多いということを、改めて考えたい。

本日も朝から気持ちよく取材。
おこもりで減りつつある骨密度を、一気にとりもどせそうな、健康的な一日。