息継ぎ

重いもんを背負って、大河をわたっている気分。
沈みゆく体を、必死に水面まで持ち上げつつ、ああ、もうだめかも……ぶくぶくぶく……。
もがいてもがいて、今日、一瞬だけ水面に顔を出して、息が継げたかも。
そしてまた、その反動で、水のなかに沈んでいくのでありました。あ~れ~。

もう無理です!
そう言えたら楽なんだろうな。
でも、言っちゃったら終わりなんだな。

そもそも「無理」ってなに?
自分で決めた限界ほど、いい加減なものはないわけで。

アタシには、まだ、やりたいことがいっぱいあるのだ。
こんなところで、けつまずいて倒れている場合ではないのだ。
まあ、理屈がコケるくらいだから、きっとまだ大丈夫でありましょう=結局はお気楽。

一句。朝、原稿、昼、打ち合わせで、夜、原稿。