エンディングノート

この半年のあいだに、友人知人が相次いでお星様に。
仕事の大先輩だったり、かわいがってくださったお兄さま&お姉さまだったり。
でも、自分と同い年くらいだったり、さらに自分より若い世代が、
事故や病気や事件に巻き込まれると、きつい。
「あなたは明日までですよ」という夢まで見たくらいだ。

そして思う。
原稿は締め切りより少しはやめに送っておこうと。←ほんとに思うよ~。
そして考える。
自分のエンディングノートを、ちゃんと作っておこうと。

1)延命治療は一切なし。
2)ドナー登録。
3)献体。
4)香典返しは、某団体に寄付。
5)墓は、〇〇にしてほしい。

とりあえず、ここまでは決めている。特に1)~4)は、
限りある医療資源のなかで奮闘するドクターたちを見てきて、
若い世代がお星様になってしまうせつなさを体験して、
こどもを産まずに好き勝手に生きてきた者として、
少しでも次の世代のお役にたてればという願いをこめている。
もっとも家族の某一名が1)~3)は猛反対しており、
家族という形態である以上、某一名の心情を考えると無理は通せず、
某一名が先立つかボケるかしないと、私の願いは叶わないのが心ぐるしい。

あとは、遺影の撮影でもしておくか。
葬儀準備のばたばたのなか、残された家族はこの選択にずいぶん困るらしいし。

S氏を偲ぶ会へ。
流れていたBGMは「このときのためにご本人が編集された」という、
心にひびくスローナンバーばかり。