I think・・・

午前中に国交省の会議。
ぱっと見せられた資料を理解もせずに、相変わらず、わやわやな発言しかできない私に対し、
K先生の、なんて見事な起承転結。 反省x100&尊敬x10000でございます。

思うに。
いままでそうだったから。まわりがそうだから。
そう言っていたら、なにも始まらないと思います。
無理なんだから現状維持で、を、確認するために、私は会議に参加しているわけじゃない。
少なくとも。
あと20年くらいしか、まともにクルマに乗らない私たちは、それでいいかもしれないけれど、
次を生きる世代に対して、それじゃ、あまりにも失礼だと思う。
国交省は、かたくなに改進しようとしない某組織とは違う。そう信じています。

日本自動車会議所

午前中に、インタビューをひとつ受け、
そのあと、バリキャリな友人Y嬢とランチへ行き、近況報告&情報交換。
こういう時代だからこそ、女子の柔軟性が発揮できるとき。
しっかし私のまわりの女子軍団は、信じられないくらいパワフル。
これでみんな「母」っていうんだから、本当にすごいです!

午後は、場所を移し、こちらにお邪魔しました。

自工会、自販連、自動車連盟……などなどが入っているビルです。

日本自動車会議所さんにお招きいただき、
「小児救急と交通事故」をテーマに、講演をさせていただきました。
(鼻水はおかげさまで、止まりました。ご心配いただき、ありがとうございます、Fさん!)

日本医科大学千葉北総病院でドクターヘリの取材をはじめたころ、
「ドクターヘリと小児救急」というテーマで、救急医であり小児科医でもあるT先生のご講演を聞きに行き、
小児=内因性、救命救急=大人向け。
つまり、子どもの外傷に対応できる救命救急体制は、日本ではほとんどない。

という趣旨の話を伺って、ぶっ飛んだ記憶があります。
その後、調べれば調べるほど、子どもたちの救急医療体制の不完全さが目に付き、
ゆえに、子どもは絶対に、ケガさせちゃいけない! と、強く感じるようになりました。

医療ジャーナリストではないので、今日の講演で述べたことは、
あくまでも、私の取材の範囲での意見です。
ゆえに、最終的にお伝えしたいことは、小児救急病院を作れ!ではないので、お間違えなく!

年間、4000人以上がまだ亡くなっているいまの日本で、
その一人ひとりには、人生があり、家族があり、友人がいるわけです。
交通事故死は、そのすべてを一瞬のうちに奪い去ることを、もう一度、かみ締めて、
クルマ社会における、子どもたちの安全対策を、しっかりと考えていきたいと思います。

お集まりいただいたみなさん、ありがとうございます。
そして今回、こういう機会をくださった、日本自動車会議所のみなさん、ありがとうございました!

雪の降る街を~♪

雪。
気分が下がります。
天気予報でさんざっぱら言っていたので、この三連休にこもれるだけの食料は調達したので、
家でこもる分には、雪だろうがなんだろうが、どーでもいいのですが。

しかし、今日はインタビューの予定あり。
クルマで行くつもりだったけれど、これでは……。
スタッドレスなしのFRという愛車では、怖くて道に出ることができず、
トレッキングシューズを履いて、電車です=片道2時間!
いえ、いいんですけれど。
電車って、移動中に本が読めたり資料が読めたりするので。
ただ問題は……寒い。
なぜ暖房を入れない?
というか、特急待ちのあいだ、ドア、閉めようよ!

地方都市に行くと、ボタンスイッチ式で開閉する電車を多く見かけます。
ものすごく有効だと思います。
最近は、短距離運航だった路線が、「乗り入れ式」になってきて、
埼玉~東京~神奈川と、長距離運航するようになってくると、
「ドア、閉めておいたほうがいいんじゃね?」という駅も、出てくるわけでー。
だって、電車のなかにいて、息が白いってどういうことよー。

おかげさまで、取材の方は、先様のご協力により超順調にノルマ終了です。
基本取材、終わりましたよ、ももちゃん!=業務連絡。

知恵と工夫

本日は、クルマ取材。
ボルボのS60試乗会です。

S60。最近のボルボは顔立ちに色気が出てきて、すごくいい感じ。

ボルボは、衝突軽減のシティ・セーフティに加え、
今回、カメラなどを使って人を検知する、ヒューマン・セーフティを追加。
人と判断したら、ぎゅぎゅっとブレーキがかかります。
ブレーキの前に、思いっきり赤色ランプと音で警報が出るので、
それだけで、どきどきしちゃう感じ。ものすごく有効なシステム!

ついでに、シートベルトがやけに、装着しやすいなーと思ったら……。

バックルが、このように、角度を持った厚みがつけられていました。
これのおかげで、凹側にかけやすいのです。

一時期、声のでかいデブおやじに負けたニッ○ンが、やたら凹側のステイ部分をのばし、
痩せ型女性が危機的状況になるのでは? というシートベルトを量産していたけれど、
(その後、改善され、凹側ステイが縮んでいきました。現行モデルは、そんなことはありません)
そんな、短絡的なデブ対策ではなく、
こうしたボルボの、だれにでもやさしいバリアフリー設計こそ、技術者の腕の見せ所では?
がんばれ、日本の技術者!
ちなみに輸入車は、後席ヘッドレストも「使わないと座っていられない」設計が増えてきて、
これだよなあ、と思っています。

終了後は、別件取材へ。
途中、オアシスちゃんと、スイーツタイムがあるという、恵まれた取材環境……ありがたや~。
Sさん、ごちそうさまでした!