火山灰とヘリ

火山灰は粘土質で、航空機やヘリなどのジェットエンジンが吸い込めば、
破損することがあり、結果としてエンジン停止へとつながる。
雲仙普賢岳の活動の際、自衛隊のヘリがエンジントラブルを起こし、
不時着した過去の事例もある。

「ヘリでどんどん救助すればいいのに」
そういう声を聞くけれど、
あの場所に行く自衛隊ヘリも、ぎりぎりの判断で活動していることを、
理解していただきたい。
噴煙は避けたとしても、自ら起こすダウンウォッシュで、
積もった灰を巻き上げているのだから。

今日はそんなことを思いながら、胸がつまる思いで過ごす。

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原稿のお供は、新たに届いた「豊水」。あまいですー!