ヨシタケシンスケ展

ずっと行きたいと思っていた、ヨシタケシンスケ展。
地方を巡っていたので、うむむ……と思っていたのだけれど、
偶然にも、横浜そうごう美術館での開催をしり、猛ダッシュしました。

たくさんのスケッチや、アイディアが展示されていて、
デビュー作「リンゴかもしれない」の、あの切り口に至るまでの、
熟考具合も紹介されていました。
こんなに考えて考えて、作るんだなあ。
改めて、ものすごく刺激を受けました。

猛暑の夏も、やっと終わりが見えてきました。
読書の秋は、仕事がはかどる秋でもあります。
次の作品づくりに向けて、いよいよ本腰を入れていきます!

暑すぎる夏

路面をアスファルトが埋め尽くし、
申し訳程度の樹木しかない東京23区では、
夜8時にウォーキングに行こうと家の扉を開けても、
むっとするような空気がおそいかかるほど。

そして、キッチンに西日が当たる我が家では、
ついに火災報知器が暴走しました。
3つ口コンロをフル稼働させていたら、
けたたましく鳴る、警報音!
「火事です!」と、言われたときの気持ちといったら!
いえ、エアコンをケチったわけではないんです。
ただ、室温28℃で快適と感じるので、
火をつかったときのキッチンの天井付近の温度が、
すごいことになっているようで……。

エアコンを発明した人に心から感謝。
この夏、どうか、壊れませんように。

新刊、出ました!

新刊、出ました!
講談社のサイトには19日発売だけど、奥付は17日。
なので、あいだをとって、本日ご紹介します!

「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」(講談社)

イルカのフジの取材から20年。
あのときお世話になった獣医師さんが、
チーム医療をかかげて、動物健康管理室の室長に。
獣医師、動物看護師、検査担当さんと、飼育員さんたちがひとつになり、
大切な生き物を守る、7つの物語を取材させていただきました。

イラストは、私も大好きな、サタケシンスケさん!
帯もとっても素敵なので、お見せします!

ぜひ、読んでください!

★中にこっそり20年前のオマージュを仕込んでいます。
わかる人には、きっとわかるはず。探してみてください!

最終段階

6月に出版予定の次回作、再校を提出しました。
いつも以上に、時間をかけた再校確認。
朝は7時からカフェにこもり、午後は図書館にこもる日々。
連休は、その繰り返しで終わりました。

もっと、いい表現はないか。
もっと、いい動詞はないか。
漢字かひらがなか、どこに句読点を打つか。
一文字一文字にこだわり、ページ全体の文字の敷地面積(?)にこだわり、
最後の最後まで、文字にむきあいました。

それでもまだ、本になったあと、
「ああー! なぜここにこれが!」というのがあるのですが、
でも、ここで手を放します!
あとは頼んだ、編集Nさん!

大好きな人たちの、大好きな世界観を、取材させていただき、
ある意味、私の20年間を閉じ込めた作品になりました。
表紙もとってもすてきです。
完成まであと少し。