みんな、ありがとう!

来たぜ、神戸!
第44回全国消防救助技術大会です!
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前日入りしました。
神戸学院大のキャンパスにつくられた訓練塔です。

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ここが2コースのスタート位置。
どきどきしますー。

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開催地である神戸消防の方々が、最終確認をしています。
本当に、多くの人が大会を支えています。

神戸学院大、めっちゃきれいなキャンパスです。
取材者としては、事前チェックで会場をくまなく確認です。
むう、ここが本部席。ここが待機場所、ここがウォームアップ場所。
こっちを通ったほうが行きやすくて……もちろん、トイレの場所もチェック!

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各ブロックを勝ち抜いた救助隊員たち。
会場の下見です。訓練塔の上には上がれません。なんと、一発勝負!

たしかに、要救助者を助けにいく場所は、毎回ちがうもの。
予行練習なんてできるはずもなく。
ついでに、減点も致命的なほど厳しくとられます。
減点=命にかかわる救出の現場ならではのルール。

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当日の開会式です。
我が、芝二部特別救助隊もここにいます。感動ですー。

2012年、7ヶ月にわたり取材させていただいた、
東京消防庁芝消防署二部大隊。
初めてロープをわたったころから応援している隊員たちが、
隊員の異動や、訓練塔のハンディを乗り越えて、
関東を勝ち抜いて全国に出るなんて、取材者冥利につきます!

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こちらは、水中の部の会場。
芝二部の隊員が、出場します。がんばれー!

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会場では、消防イベントも盛りだくさん。
こちらは、パペットで防災を伝えています。

パペットの声が、めっちゃ枯れていて大ウケ!
きっと消防学校の生徒さんなのかな。
訓練しすぎでハスキーすぎる。

そして、競技開始。
応援しすぎて、競技の写真はありません。
撮っている場合じゃないでしょ!
精一杯の声援をおくります!=単にうるさいだけ。
そして結果は……!

陸上の部、水中の部、ともに、
ミスがあり入賞を逃しました。
たしかに結果は大事。
でもね。

いろんなことがあって、いろんな思いを乗り越えて、
本当に本当に、人生かけて一所懸命がんばって。
私は途中、無理かもって思ったときもあったけれど、
彼らはずっと、自分と仲間を信じ続けて全国まできたこと。
信じること、信じ続けられること、一所懸命やれること。
それって、すごいなって思いました。

目標には届かなかったけれど、
一所懸命がむしゃらにやることって、悪くないなって、
本当に本当に思いました。
損か得かじゃなく、だれかが見ているからじゃなく、
ただ、自分と仲間のために、ひたすらがんばるってすごい。
そんな生き方を、人生のうちのほんの短い期間でいいから、
私はやってきたのかなって、ふりかえりました。
そして、まだあきらめたくない、いまからでも彼らのように生きたいと、
本当に本当に思いました。

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闘い終えた芝二部特別救助隊の隊員たち。
顔と名前は、消しておきます。一応ね。

みんな、本当にありがとう。
魂のレースを、ありがとう。
神戸につれてきてくれて、全国の景色を見せてくれてありがとう。

そして私は燃え尽き症候群。
がんばるって、どの口が言ったんだか……。

ちゃくちゃくと

昨日は、この界隈を。

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だいぶ迷わずにいけるようになりました。
近そうで近くない霞ヶ関のビル群。とくに雨の日・涙。

そして、本日は講談社。
今冬、出来予定の原稿が、校閲さんからもどってきましたー!
ぎゃー!
いつも厳しい校閲さん。勉強になります!
そして、担当さんから、編成表も見せていただきました。
どのページに章の扉を入れて、イラストを入れて……という、
書籍も雑誌も必ずつくるもの。雑誌では「台割(だいわり)」って呼んだ記憶が……。
今回は、カラーページをはさみこむため、編成表は必須。
文章の長さも、ちょこっとだけ調整します。

編成表ってどんなもの?
興味のある人は、青い鳥文庫版「青い鳥文庫ができるまで」の、
144ページを見てね!

表紙

今冬出来の本の、プロローグとあとがき。
あとがきは、著者の「言いわけ」として唯一、自由に使えるページなので、
言いわけの多い私としては、気合の入るところです!(違)

そんなことをしていると、編集さんからメールが!
「表紙のイラストのラフが出ました!」

おお、これは……!!

編集さんの狙いどおりの、めっちゃ……な(ここ、秘密)イラストが!!

表紙ができてくると、わくわくしますー。
校正もしっかりやらねば。
しかし、あんなに完成校のときにしっかり見直したのに、
なんで校正段階で、こんなにわけわからない文章であることに気付くんだろう……。
世界の七不思議。

歴史が苦手

歴史が苦手です。
過去には興味がないといった方が正しいかも。
だから成長しないし、同じ失敗をするともいいますが(汗)。

同じ理由で、自分の写った写真が苦手です。
見て楽しむ、という行為が苦手なのです。
「あそこ、行ったよね」「あのとき、楽しかったよね」
過去の楽しかったことを思い出している時間が、
どうにも居心地が悪くて。

過去より未来。昨日より今日。そして、明日。
昨日より、もっと楽しい今日にすれば、写真でしみじみすることもない。
明日はもっと面白い日にするぞと、そんなふうに過ごしたいわけです。

でも、たまに、ふいに見た景色に過去にひきもどされて、
しんみりすることだってあります。
たとえば、ここ。
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田町です。JR田町駅からの風景。
愛車の12ヶ月点検で、久しぶりに通りました。

もう、思い出の場所はなくなってしまったけれど、
ここからの景色を見ると、簡単にあのころにタイムスリップします。
あのころって? 答えは今週末に!