自殺者急増

救命救急の取材をしていると、自殺者は本当に腹立たしい。
必死になって救おうとしている人たちの、すべてを否定するような行為に見えるからだ。

未遂で救急搬送され治療を受けているあいだは、
その間の救急車もドクターたちも、ほかの対応ができない。
そのときに「もっと生きたい」はずの人たちの対応が遅れでもしたら。
そう考えると、ふざけんなよ、という気持ちになる。

若年層の自殺が増えている。
とくに就職活動失敗による30歳以下の自殺者は、
昨年だけで150人を超えるのだそうだ。

仕事ぐらいでさあ。

そんなふうにも思う。
でも、よくよく考えると、仕事は単に生きるための収入を得るだけではなく、
就職試験そのものが、自分というものを評価される大きな試練なのだ。
そりゃ、いくつも受けて落ちたら、
「あなたはこの世の中に必要としない人材である」と思えてしまうのも、
無理はないような気がする。

脳内診断したら「経済成長」の文字しか頭の中にないような人を見ていると、
「けっ」と思うことがしょっちゅうだけれど、
こういう若い世代の苦悩を知ると景気が悪いってのは、罪な話なのだと思う。

終日、原稿書き。

授業

黄金週間と変わらないとはいえ、
やはりカレンダー的に平日にもどると、仕事スイッチがしっかり入るような。
朝から頭さえさえで原稿書き。

午後は移動して、某所にて開催された、
大規模災害への対応について、特別に聴講させていただきました。
これだけドクヘリやらDMATやら勉強してきたつもりでも、
そうか、そうだったのか! ということが、まだまだあり。
人生、勉強です。

終了後は、S嬢とガールズトークです。
レストランのおにいさんが、グレープフルーツジュースをサービスしてくれました!

この豚がまた、表面かりっ&中はじゅわーで、うまし!
しかし、本当にガールズトークでした、女子ってどうしてこんなに、
どーでもいいような話が楽しいんでしょーねー。またやりたい。次回は「C」で?

黄金週間

交通事故に雪山での事故。最後は竜巻。
今年の黄金週間は、いったいどういうことなんだか。

連休中にいった「不二家」の、小さい子供連れ用の駐車スペース。
子どもはクルマの動線と交わることなく店内に移動できます。
イギリスのスーパーでは、常設されているこの取り組み。
日本でも広がればいいのに。

ついつい後回しにしていた、家仕事を片付け、
「テルマエ・ロマエ」を見に行き、
原稿を書き、
黄金週間の最後は、東北支援に行った親友Mから、海の幸がどっちゃり。

ええ、ええ。殺生しましたよ。
ホタテx3、ホッキx3、ホヤx2。
キンキの頭も落としたし。
ええ、ええ。やるときゃやりますよ、私も。
だって、貝はみんな生きているんだもん。
これを無駄にしたら、まさに無駄死にだし。

日本語のご飯をたべるまえに言う「いただきます」という言葉は、
すごい意味を持つのだと、あらためて思う。
命をいただいて、人間は生き延びるのだ。

命。大切にしようよ。みんな。って、私もか。

こどもの事故

そして今朝も、クルマがこどもたちの列に突っ込むという事故があちこちで起きた。
千葉県館山市で起こった、バス停付近での事故に関していえば、
なぜ、コーナーのアウト側にバス停があるのかよくわからない。
少なくとも、バスが来るまで、安全なところで待つようにしていれば、
状況はずいぶん違ったのだと思う。

通学は、すでに社会生活を身につけるためのカリキュラムだとしたら、
「安全なところにいなさい」とまわりで教えるべきだ。
そして、横断歩道をわたっているときにはねられるケースにしても、
信号が青だから安全なのではなく、青でも左右を確認し、
向かってくるクルマがいたらその動きをちゃんと見届け、
できればドライバーが、自分をちゃんと見ているかどうかも確認するくらい、
用心深くするように言ってもいいと思う。

もはやドライバーは、安全意識が異常なほど低下している。
大人はもう、こどもを守ってはくれない。
こどもであっても、自分の身は自分で守るという意識を教えたい。

東日本大震災で、釜石小学校の全員が助かったのは、まさにそういうことではなかったか。
あの大震災からは、交通社会に関することでも学ぶべきことはたくさんある。

夜は、K嬢とご飯。シメのスイーツが超おいしくて満足!

スケアード・ストレート

本日は、警視庁が行う、
スケアード・ストレート方式高校生自転車教室の見学へ。

プロのスタントマンによる、迫真の演技!
会場からは思わず「うわぁ!」「ぎゃー!」の声が。

イベント関連を行うチームだけあって、
シナリオも演技も、ぶつかりかたも(!)、めっちゃうまい。
思わずひきこまれていまいます。
そして、うーん、自転車、ちゃんと法規まもらないとヤバイでしょ、という気持ちに。

しかし……。
後半、警察の持ち時間になったとたん……これは~、改善余地がありあり。
なにが目的でなにをしたかったのか、さっぱりな状況。
せっかく、スケアード・ストレートで脅しまくったのに、
こんなゆるい教室内容では「ああ、楽しかった」で終わってしまうのでは。
これ、こんなに人を動員して何度もやっていて、効果評価とかしてきたんでしょーか。

という私の怒り満々な気持ちは、少し鎮火したころに行われる、
警視庁の会議で報告させていただきたいと思います。

For MIYAZAKI

朝のフライトで宮崎へ。
宮崎大学医学部附属病院、救命救急センターへ!

宮崎ドクターヘリ導入記念シンポジウムです。

だって、4年前にK先生と約束したんですよ。
宮崎にヘリが飛ぶときは、行きますからって。
でも、そのときは正直なところ、そんな日なんてくるのかなあって思っていました。
だけど「人がいない、お金がない、時間がない」ってのは、
本当に理由にならないんだなあと実感です。
K先生自身、このシンポの壇上で「8年前に思いを行動に移したときは、
まさかこんな日がくるとは思ってもいなかった」って言っていましたっけ。
だけど、宮崎県は本気です!

ドクヘリを導入するのはいいけれど、でも、どうすれば活用できるか。
ヘリを呼ぶ救急隊をどう教育するか。そして患者を受け入れる病院の体制をどうつくるか。
宮崎は徹底的にそれにこだわり、
なんと県は予算をつけて、消防隊員や救急隊員を、千葉の消防に研修に行かせるほど。
シンポの会場は、始まる前に、
「オレも北総に行ったんだけどさー」「あ、オレんとこも」
そんな声があちこちから聞こえてきて、やったるでーな雰囲気まんまんです。

そして病院。
こちら、宮崎大学のヘリポート。なんと格納庫まで!

For MIYAZAKI。宮崎のために。
格納庫のシャッターに書かれたこの言葉とドクヘリのマークは、
救命救急センターのウエア全員の背中についています。超かっこいい~。感涙ものです。

病院自体も救命救急センターをリフォームし、
それはそれは、使いやすい真新しい施設に大変身!
いままでは、広いエリアでばらばらだった患者搬送ですが、
でも、ドクヘリが配備されたことにより三次の患者を、宮崎大病院が一手に引き受け、
それにより、まわりの病院は二次~一次に集中できるというわけ。
これぞ正しい、救命救急システムのありかた。

K先生の熱意が中心にあったことはもちろんですが、
でもそれを受け止めた病院、県、市、消防&救急、周囲の病院、市町村……。
何百という人数の人たちが、常識や既存概念をとっぱらって、
「宮崎の救急をつくっていくのだ」と動いている。ものすごいエネルギーを感じました。

導入することは、ゴールではなく、本当にこれがスタートライン。
みなさんの活躍と、空の安全をお祈りします!

多数傷病者とドクヘリ連合

京都で小学生の通学の列にクルマが突っ込んだニュースが続々と入ってくる。
ドクヘリは飛んできたけれど、これだけ傷病者が出たのなら、
複数機が対応していかないといけないんだろうな。
これからは、連携~連合というカタチで、飛び道具を有効に活用する手段を、
道府県の枠を超えて考えていかなくては、なんだろう。

県で費用を半分、出しているから……という遠慮は無用で、
だってお互い様なんだから、お互い様なんだろうと思うのは勝手だろうか。
以前、富士スピードウェイでバーベキューコンロが爆発し、
多数傷病者が出たときは、静岡県ドクヘリx2機と、神奈川県ドクヘリx1機が集結し、
ドクターによるトリアージ&指揮のもと、的確な運搬&治療が行われていったっけ。
ああいった成功例を参考に、ぜひ!

晩御飯後だというのに、めずらしく原稿書き。
っつーか終わらない……。