結果のよみかた

本日も首相官邸のわきを歩いて会議へ。
アンケートは、とりかたもさることながら、
どう分析するかが大切。

いろんなアンケートを見ていると、
「そう読み取るか!」と、驚愕のあまり顎がはずれそうなものも多い。
いちどなんか、
「クルマで移動する機会の多いこどもは、ワガママに育つ」
という結果を突きつけられたことがあります。
(つまり、こどもをクルマに乗せてはいけない、という着地点)

いや、それって親の資質であって、クルマ、関係ないんじゃ……。

さまざまな実験も、都合のいい結果を導こうと思ったら、
いっくらでもできるわけで。
そして、スキルやノウハウのない人がやると、
結果なんて、ばらばらになりますよ、という話。

ドライビングスクールのインストラクター(インストラクション)って、
ただ指示をしてだれにでもできそうに思われているけれど、
言葉遣い、どのタイミングでどういう指示を出すのか、
表情、アシストしてくれる人たちの連携など、
それはそれは、考えて作りこんで成立しているんですよ。
だから、お金ももらっているわけで。

今日も刺激的な一日。

自律型自動運転@金沢大学

本日は、国際交通安全学会の視察で、
石川県の能登半島の先端にある珠洲市へ。
NHK朝ドラ「まれ」の舞台の見学です!(ちがいます!!!)

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能登空港に降り立つと、こんな方がお出迎え。
カメラを向けるとポーズをとってくれます~。

自動運転。技術は着々と進化していくけれど、
でも法の整備が追いつかない。
国際交通安全学会のプロジェクトでは、法整備の課題等々を洗い出し、
実現化に向けて研究中。

本日は、法律がご専門のI先生&M先生と、
金沢大学が珠洲市で行っている実証実験を見学させていただきました。
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菅沼先生が行っている自律型の自動運転。
実際の公道を走ってPDCAをまわし、進化中。

珠洲市とのコミュニケーションもすばらしく、
こういうものを推進するには、やはり「人」なのだと痛感です。

現場現物

本日は貴重な機会をいただき、
体験取材へ。
はっはー、こうなっていたんですねえと、
百聞は一見にしかず、
百見は一体験にしかず。

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向かう途中に見かけた、東京DMATの車両。
思わず近寄り、マニアなおばちゃんおねえさん状態。

通常出動のときは、東京消防庁の車両が医師をピックアップにくる。
この車両の出動基準がよくわからない。こんど調べておこうっと。
ずっと展示していて、タイヤの空気圧は大丈夫なのかと、
余計な心配をしてみたりして。