IT系プロフェッショナルな方々との集いにまぜていただくことに。
私、紙の時代の人間+PC音痴ゆえに、
話題にどこまでついていけるか、どきどきでしたがー。
銀座のお洒落ビルの敷地に並ぶ、不粋なコーン。
マナーを守れないと、こうやって、ルールにされていき、
デザインもへったくれもなくなるという、顕著な例。
情報提供の舞台が紙からスマホに代わり、
それは単に、メディアが代わっただけと思われがちだけれど、
読む側の読み方はもちろん、書く側のやり方も変化しているわけで。
そんななか、
「紙で鍛えられた」と、ITプロの方々が口を揃えるのにびっくり。
「ネットは、文字数制限がない。だらだら必要な情報を書ける」
「紙は、いちど表に出ると直せない。すぐに削除したり修正できるネットとは、
心構えがまったく違う」
たしかにー。
400文字、といわれれば、いえ、16文字x25行と言われれば、
なんとしてでも25行でまとめなければいけないこの苦労。
しかもキャプションとなると、80文字という指定のなかで、
どれだけ必要な情報を無駄なく収めるかに必死になるわけで。
「80文字に、命を削るようにして書いた」
ITジャーナリスト氏のこの一言に、泣きそうになりましたよ。
そうそう、本当に一言に魂こめていましたもの。
ネットの時代になっても、私たちのスタンスは変わらないし、
書籍のように長いものを書いていても、一言ひとことに、魂こめています。
紙の時代に鍛えてもらったことに感謝しつつ、
心地よく最後まで笑いまくった夜。