タカタ問題

タカタのエアバッグが怖いのは、
未だに事故原因が特定できていないこと。
対象車種以外に、同じ爆発が起きないとは限らないどころか、
他のエアバッグメーカーなら大丈夫という保証はどこにもない。

北米ではトヨタが第三者機関を立ち上げて原因究明すると発表し、
各自動車メーカーに参加を呼びかけたけれど(日本経済新聞からの情報)、
これはもっと早く、自動車工業会が立ち上がり、
全自動車メーカーが緊急招集されて対応すべき問題だと思います。

はっきり言って、遅すぎる。
なにやってんだよ、自動車工業会。
ユーザーの不安を解消するのが、自動車メーカーの責任。
タカタ問題にすりかえているのは、マスメディアと選挙を前にしている人たちなだけで、
本当は、自動車メーカーに責任があるでしょうに。

と、ひさびさに切れきれモードです。
すいませーん、原稿でこもっているもんで。

一刻も早い事態の収集と、これ以上、ケガをする人が出ませんように。
北米ではホンダ車の乗員が、エアバッグ部品の破片で頚動脈を切って死亡する事故も起きています。
リコール対象のクルマは、各メーカーのサイトで、「リコール」という文字を探し、
(っつか、これがまた、とんでもなく小さくてわかりにくいんだな)
自分のクルマが対象になっているかどうか、確認してください!
新車で購入した人にはダイレクトメールが送られていますが、
中古で買った人や、引越しを繰り返している人は、届かないかもですから。

師走

講演会などをすると、たまに「センセイ」と言われることがある。
いえ、私、先生じゃないし。
なので、12月とはいえ、走り回ることはないと思うのだがー。

今日も会議と打ち合わせで、都内を走っております、足で。
モータージャーナリストのくせにクルマじゃないのかと、自分でも突っ込みたい。
なんでこんなことになるかな。
こんな状態で、原稿はいつ書くんだ!

明日からしばらく、こもらせていただきます! 宣言。
じゃないと、本、でません!!!

グローバルな視点で

本日は、内閣府SIP会議。
その後、グローバルな視点でクルマ社会を考える機会をいただきました。

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夜の有楽町。ああ、ネオンがまぶしい……。

家にこもっていると、自分の視点でしか物事が考えられなくなるけれど、
さまざまな視点を持つ方々との交流は、刺激だらけ。
ひとつの方向からしか物事を見られなくなると、
方向性を見失い自爆する。
このところドメスティックな活動ばかりだけれど、
自分とは異なる世界観を持つ人の意見を、受け入れる柔軟性だけは持ち続けたい。

イルカのフジ

PCに向かう週末。
細かな原稿に追われて、大物に手がつけられない状況で、
せまり来る年末の圧力に押しつぶされそうですー。

そんななか、郵便物が。
開封して出てきたのはこちら。

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「しっぽをなくしたイルカ」の帯と、書店に置いていただくポップです。

昨年、人工尾びれ開発10周年だったので、本には、
「あれから10年。フジは元気です!」
という感じの帯を作っていただいてたのです。
でも、今回の訃報で、編集部さんが急遽、追悼帯を作ってくれたのでした。
そしてポップも。
これを、ひとつひとつ、サービスパートナーさんがかけかえてくれます。
(*サービスパートナーさんの仕事内容は「青い鳥文庫ができるまで」をご一読ください!)

多くの方々がフジのために動いてくださり、
本当にありがとうございますー。
本を書くときは産みの大変さがあるけれど、
育ててくれるのは多くの関係者の方々と、読者のみなさん。

来夏の本、そろそろ本気でまとめなければ!

気持ちはある!