向かい風前進中

朝、原稿。
昼はITSの勉強をさせていただきながらの、パワーランチ。
せっかくETCで交通流をコントロールでき、環境も安全にも寄与できるんだから、
高速道路の無料化はきちんと検討してから言っていただきたいような。
時は金なり。時間は貴重な財産なのだから、
「速く移動したい」という移動の権利は、守るべきだと思います。
それに、子どもたちは週末しか休みがないんだから、
その週末にいらん人まで参入して大渋滞を巻き起こす、
いまの1000円なんちゃらも、考え直していただきたい!
渋滞にはまり、クルマ嫌いになり、結局、これって将来のユーザー減らしているわけで。

午後は、都道府県知事連合の高齢者にやさしいクルマ会議。
大切なのは「会議としての成功」ではなく、「どういう交通社会が作れるか」だと思うんですけれど。
前者の方向に進んでいるような気がしてなりません。どうでしょう、事務局?

ダッシュで移動して、次の予定に。
今日も誠心誠意。やるべきことは、やった(はず!)。人事を尽くして天命を待つってことで。

雪?

朝から取材をひとつ。
昼過ぎにクルマでもどりつつ、フロントウィンドーにあたる、この粒々は、雪?
寒いわけです。

そういえば警察庁が以前、
「ワイパーの動きを、ITSでつなげば、どこで雨が降り出したかわかる」
という、くだらない個性的な使い方を打ち出していましたっけ。
進行方向のエリアでの、雨の降り出しがわかると、どういういいことがあるのか、わかりません。
「すべるかも?」と、心構えができるって言うらしいです。へー。
だけど。
フロントウィンドーに「ぽつっ」と一粒落ちたことに、気づかないドライバーは、そうとう少ないと思うんですけれどー。
ぽつっと落ちるのがわかれば、路面の砂と水が混ざって、滑りやすい状態になるまでに心構えできるから、
わざわざ高い税金使って、ITSでつなぐ必要はないと思うんですけれどー。

雪を見ながら、だったら「雪の降り出しがわかったほうが、よほどいいのに」と、警察庁案を、思い出した次第です。
技術的には、かなりむずかしいんですけれどね。

いちど帰宅して仕切りなおしをし、夕方は、某霞ヶ関で謎の懇談会。
「言いたい放題でいい」ってS先生が言うから……。
でも、なんかそうじゃなかった気もするし……。
終わってから、下りのエレベータ内でみんなで反省して、どうするんですかー、S先生!

来月の後半戦は、そうとう「オリコウ」な発言が用意される気がします。ほんとか?