16日(日)~19日(水)の四日間、コンピュータをオフにしました。
自分の顔から60センチしか離れていない画面の世界と、
常に規則的に細かい音をたてるモーター音から離れて、
逃亡先は、透明な空気が張り詰める、山のふもとの緑の世界。
素直になれるこの場所で、児童文学の世界に没頭です。
朝、目覚めると窓のそとにはこんな景色が広がっていました。
テーブルに座っていると出てくる朝ごはん。座っているだけで食べるものが出てくるなんてシアワセだー。
お気に入りの場所。ここでコーヒー片手に、マーガレット・マーヒーの世界にどっぷり。
魔女の宅急便と、くまのパディントンの世界にも、はいりこみました。
空を見上げればキキが飛んでいそうです。木のてっぺんに鈴はあるのか?
動物との親睦も深めました。さわるとあったかい。当たり前だけど忘れていた感触。
朝の空気がつめたかったり、花の香りはそれぞれちがっていたり、
パンを焼いた焦げる匂いや、あたまの上を飛んでいるとんびの影が、足元を横切ったときの驚き。
都会に住んでいると、ふれることのない世界が、ここにはあって、
私はいちいち、感激するのでした。
自分に足りないところを、いやってほど気づかされたけれど、
ものすごくやる気になってしまって、危険な状態で帰京。