日本航空医療学会

長崎で開催されている航空医療学会へ。

毎年、ドクターヘリの基地病院などが幹事となって開催されます。
今年は長崎医療センター。大会翌日にはフライトナースの勉強会も行われます。

ドクターヘリやドクタージェットなど、救命救急で使う飛び道具を、
いかに安全に、いかに効果的に使うためにはどうすればいいのかが論じられます。
現状、患者症例、安全管理、教育、運航システム……議題は多岐にわたりますが、
今回はやはり東日本大震災で全国から集まったドクターヘリの活動を分析し、
今後の大震災にどう適用させていくかが議論の中心にありました。

わかっているようで、実はルールがなかったり、
こうして議論をしていくと、いろんなことが浮き彫りになってきます。
大災害時、道がダメでもドクターをデリバリーできるドクターヘリは有効だけれど、
機長の体調管理、給油問題、通信手段、後方支援など、クリアすべき課題は多し。
でも、阪神大震災のときに、発災3日でわずか17人しか、
被災エリア病院から運び出せなかったことを考えれば、
ドクターヘリ活動が「普通」になってきている効果は甚大かと。
>詳しくは、拙書『救命救急フライトドクター』を、ぜひお読みください!

長崎の角煮まんじゅう、うまし!

ベイリー、大好き

本日、2011年11月11日。
すばらしく、1が並び、ワンワン、ワンワンな日。
無事に出版されました!

 

 

 

 

 

 

 

 

数ある候補のなかから、ちょっと食いしん坊なベイリーの写真が表紙になりました。
ほんとはぱくっといきたいところを、セラピードッグとしての意識でぐっと抑えているの図!

写真家、澤井秀夫さんがとらえた、こどもたちのきらきらな笑顔をぜひ見てください。
そして、病院内では決して見せない「オレ様」なベイリーの姿も!

澤井秀夫さんと小学館の方々のご厚意により、
印税の一部は病気や怪我と闘うこどもたちのために、使っていただけることになりました。
ありがとうございます!

ご挨拶まわり

いよいよ明日、
「ベイリー、大好き-セラピードッグと小児病院のこどもたち-」が、
出版されるということで、
今日は、ずっと取材させていただいた、
ベイリーと、ハンドラーのMさん、患者さんのご家族、
そしてベイリーが活動している、静岡県立こども病院へご挨拶です。

セラピードッグ、ベイリー! やんちゃな瞳ですが、
ひとたび病棟に入ると、態度が一変! それはそれはプロな仕事ぶり!

ベイリーが活動するためには、病院側の協力が欠かせません。
「犬って、咬まないの?」
「ばい菌、持っているんじゃないの?」
「大きな犬ってこわい……」
セラピードッグといえど、入院している患者さんやご家族は不安がいっぱい。
それでも、アメリカの専門施設で、日本での盲導犬同様の厳しいトレーニングを受け、
衛生管理をしっかり行っているベイリーが、その能力を十分に発揮できるよう、
そしてなにより、入院中のこどもたちが、前向きに治療に取り組めるよう、
病棟をあずかるナースさんたちが中心になって、それはそれは努力されているのです。
今日はそんなナースさんたちにも直接、本をおわたしできて光栄ですー。

夕方、少しだけ静岡駅近辺の書店さんにもうかがわせていただきました。
みなさん、とっても楽しみに待っていてくださるということで、
(そして、レジ前に平積みしてくださるという……ありがとうございます!)
こうして本は、最終走者(読者)に向けてバトンがつながっていくのだと思い感激です!

みなさん、ありがとうございました!

日野市民会館

東京交通安全教会の講習会@日野でございますー。
いつもランチ時間がびみょーな時間帯に伺うので、
お菓子をいっぱい用意して待っていてくれます!

今日は柿もむいていただきました。いたれりつくせりで恐縮です!

今年の講習のテーマは「救命救急の現場からみた交通安全」
だって、ほんとに、救命救急センターで見る交通事故の患者さんって、
ええええっ???? ってくらいな怪我なんですよ。
クルマの中って安全じゃなかったの?

ちがいますっ!

この文字の級数はあと5倍くらい上げたい。
ドラポジちゃんとして、ぜひ自己防衛してください、みなさん!