生身のスーパーマン

本日、芝消防署の、特別救助隊消防活動技術効果確認にうかがわせていただきました。
しゅたっ!←勝手に私が敬礼する音。

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個人情報保護のため、お顔は隠します。
前列一番左が、大隊長。オレンジ左から、特別救助隊隊長、一番員、二番員、三番員、機関員の方々。
私の大好きな、大変お世話になった二部のみなさんです。

東京オリンピックも決まり、建設ラッシュが加速するなか、
高層ビル建設現場での事故を想定した活動です。
芝署がもつ、40m級のはしご車でも、届かないところに、
要救助者二名! ひとりは墜落です!

現場の状況を把握した隊長からの指示で、要救助者のもとへ走る&資器材を準備する隊員たち。
そして、隊長&一番員は、ひとりめの要救助者に接触。
救助開始!

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壁にへばりつくようにいる要救助者。
安全に下に降ろすべく、作業中です。でもって、どのくらい高所かというと……。

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おお! 

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おおおー! 

先に一番員がロープで降りたのち、
要救助者を、しゅるるーっと降ろしていきます。早い!
早すぎて、写真、見切れています!
怪我のほとんどない要救助者ゆえに、赤ちゃんだっこのような感じでつるされ、
一気に下へ。
ちなみに、一番員がいる場所は、五階屋上。ここでもまだ高い!
そして、この屋上に、転落した要救助者が一名!
脊椎損傷している可能性があるため、赤ちゃんだっこではおろせません。
ゆえに……。

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下では機関員が、すかさず、スクープストレッチャーを準備!

*スクープストレッチャーは、担架のひとつですが、
人を載せる部分が真ん中からタテにかぱっと割れて、
人の両側からすくう(スクープ)ように載せられます。
=負傷者へのダメージを最小限にしながら載せることができます。

これを屋上まで引き上げ、要救助者を載せ、
さらに、ロープでつるしても落ちないように、専用の布製の担架でくるみます。
これで、ちょっとやそっとではこぼれおちません。

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いよいよ、おろしていきます。作業中の隊長と一番員。
担架が水平、でも、ちょっとだけアタマの部分が高くなるように
設定してあります。

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ロープをゆるめると、水平になった担架がするすると下降。
「ロープ、ゆるめー! ゆるめー!」の声が響きます!

ちなみに、下にいる二番員がゆるめると、担架が下降。
担架があらぬ方向にいっちゃわないように、
担架から伸びた青いロープを機関員がひっぱり、着地点まで誘導します。
(写真拡大すると、青いロープがひっぱられているのがわかります!)
では、この下降用ロープの支点はどこかっていうと、写真の矢印のところ。
じゃ、この支点ってどっからぶらさげてあるのかというと、
さいしょに、隊長と一番員がいたビルのてっぺんのところです。

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この位置には、三番員がいます。
高低差のある現場ですが、五人の隊員が無駄なく動きまわります。

そして、あっという間に二名、救助完了です!

さっすが特別救助隊。
でも、ですね。
映画のなかのスーパーマンは、生まれたときから特殊能力を身につけていますが、
ここで活動する人たちは、「生身の人間」です。
安全確認をおろそかにすれば、転落&大怪我はまぬがれません。
(実際、私、はらはらして、昼に食べたカレーが消化不良で大変なことに)
毎日の努力と、日々の訓練があってこその、この成果なのだと思います。

昨年、密着で取材させてもらってわかったことは、
さいしょから、なんでもできる人なんていなくて、
怒られたり叱られたり、でも、毎日こつこつ積み重ねての今があるということ。
一番員さんなんて、消防学校時代は、懸垂10回もできなかったというから、
大人になっても努力すれば、その時間はちゃんと応えてくれるというのがわかります。

私もまだまだ成長できるかな。
っつか、しなくちゃね。

ベランダクリーナー

世の中が、宮崎駿監督の引退を惜しみ、
オリンピックの東京開催に沸き立ち、
半沢直樹の10倍返しに酔いしれているこの週末、

私、ひとり切々とPCに向かっております。
だって、週明けにニンジンがぶらさがっているので、
ここでスパートかけなくっちゃ。

そんななか、もうひとつのトライアルがこちら。
あまりの洗車キライと、
築10年を越え、北向きが災いしてコケだらけになった車庫をなんとかすべく、
ゲットした、ケルヒャー・ベランダクリーナー

実は、ご近所さんも黄色いケルヒャーをひとつお持ちで、いいなあと思っていたのですよ。
しかし、圧縮する音が……と思っていたところ、
こちらは「静粛性が増して、マンションのベランダでも使えまっせ」といううたい文句。
しかも、圧縮ノズルが2パターンあって、洗車~窓まで洗えるって、すってき~!

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カタログには女性がすいすいやっているようなんですが、
本体10kg越え。正直、ちょっと重いです。まあ、持ちながらは使わないけれど。

そして、やってみました。プッシュ~っ!と。

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なななんと、我が家のコケむしたコンクリート&タイル部分が、一発でこんなにきれいに!
らくっちょです! 文字も書けそう。

電源どこからとるのか、とか、水はバケツからも使えるけれど、ちょっと面倒とか、
なんたって重いとか、置き場所どうすんのとか、
ひとそれぞれに、悩み&問題はあるんでしょうが、
いちど気合いれて組み立ててしまえば、あとは、面白いように汚れがとれます。
しかも静かだし=これには個人差があるけれど、昼間ならあまり恐縮せずに使えるレベル。

ただ、ワタクシ、夕方始めたもんで、組み立てでエネルギーを使い果たし、
タイルに模様を書き、車道と歩道のつなぎめのブロックをふたつ、
びっかびかに洗いあげたところで力尽きました。
=クルマ、洗っていないじゃん! 

クルマの洗車状況については、また後日。

夏休み

夏休みは編集部も印刷所も休みになるので、平和な日々。
都内を走るクルマも少なく、ゆったりムードのなか仕事をすすめるものの、
今年は、所用があり、お盆まっただなか、往復800kmの移動をすることに!
ぎゃー!

ココロの底からの悲鳴。
人ごみと渋滞が大の苦手です。

気合一発で自宅にもどると、嬉しい知らせが二つ。

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めっちゃ大きな粒のぶどうが! 添えてあるのは愛用の15cm物差しです。
甘酸っぱくて最高です! Yさん、ありがとうございます!

asasyo

そして、講談社の担当ももちゃんから届いたのはこちら!
朝日小学生新聞の一面に、広告を出していただきました。しかも2回も!

身に余る光栄。ありがたすぎます。
でも、私の本のなかで活躍する人たちは、本当に素敵な人たちなので、
多くの読者の方々に知っていただきたいですー。
そしてこどもたち、かっちょいい大人になるのだ!
私を惚れさせるほどの人になり、「取材したい!」と思わせてくれ。
待っているよーん!

立ち止まらないこと

転がる石には、コケがつかない。
私の大好きな愛する仲間たちは、全員、立ち止まらずに前進中。
ひとつの資格を手に入れたり、
ひとつの夢を叶えることは、
あくまでもスタートラインに立っただけに過ぎず、
どういう自分であり続けるか(この「続ける」ってところが大事)が、
問われるんだと思います。

長いスパンの大きな目標を立てすぎてしまうと、途方にくれちゃうから、
まずは身近で、でも、がっちりがんばらないと叶えられないところから。

相手に求めるからには、私もやりますよ!
9月のアタマにみんなでハイファイブしましょう!=私信(わかる人だけ!)

7月ラストに決意を実行した私を勇気付けるように、偶然にも、
8月のスタートは、木曜&金曜と、前のめり軍団&クリエイティブ集団と続けてご飯会。

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夏はやっぱり、肉でしょう! もちろんウーロン茶ですよ。おっとな~(意味不明)。

クリエイティブ集団の方々は、
モノに対する価値観や方向性が、めちゃめちゃ似ていて、
こういう人たちに出会え、ごいっしょさせていただけて本当に幸せ。