ラピッドカー発見!

昨日の予定をスライドし、一日遅れで、
日本医科大学千葉北総病院の救命救急センターにおじゃましました!
目的はもちろん、新刊「フライトナース ハナ」を、
お世話になったみなさんにお届けに~。

ドクターヘリ物語を書くまでに、だいぶ救命救急センターの動きは把握したはずだったのに、
いざ、フライトナースの話を書くとなると、
ナースの動きをぜんぜん取材していなかったことに愕然とするのでありましたー。
ゆえに、取材中は、救命救急センターのナースのみなさんの背後霊のようにつきまとい、
こっそり耳をダンボにして、セリフを聞きまくり、
しかも、資料用にこそこそと写真を撮りまくるという、
これで取材証をつけていなかったら、ストーカー以外のなにものでもないという感じです。

お世話になった、フライトナース&救命救急センターナースのみなさん、
改めまして、本当にありがとうございましたー。

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久しぶりに、救命救急センターにおじゃましたら、ややっ! こんなことに!
ドクターカー、ならぬ、北総ラピッドカー、発進まで秒読み開始です!

帰宅後、あわあわと原稿書き。今月は……締め切り落とさないか、ちょーっと不安です~。

フライトナース ハナ

本日、『フライトナース ハナ -黒衣の天使が舞い降りる!?の巻-』 発売です!

ハナ1

にしけいこ先生が描いてくださった激カワな表紙。
これにインスパイアされて、担当ももちゃんが、素敵なサブタイトルをつけてくれましたー。

なんやかんやで、10冊めの本です。
ここまで書かせてくれた、講談社サマに大感謝でございますー。

さて、本日はラジオの収録です。
季節ごとの特別プログラムで、今回はなんと!
NHKのプロフェッショナルにもご登場された、あの方がスペシャルゲストでご登場です!
(念のために言っておきますが、フライトドクターM氏ではありません~。)

ぜひぜひ、お聞きのがしなく。
放送時間&局は、こちらでご確認を! →こちらをクリック!
聞けないエリアにお住いの方は、ポッドキャストにてどうぞ。

黒衣の天使が舞い降りた!

今月17日に、講談社青い鳥文庫から出させていただく、(青い鳥文庫のサイトは、→こちらをクリック!)

『フライトナース ハナ -黒衣の天使が舞い降りる!? の巻ー』

見本、到着です。 わーい!

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見本がとどいた瞬間は、いつも感激で、このまま抱きしめて眠りたいです!

今回も、日本医科大学千葉北総病院救命救急センター、
そして、フライトナースのみなさんには、並々ならぬお世話になりました。ありがとうございます!
ドクターヘリの運航会社である、朝日航洋さんも、ありがとうございますー。
印西消防をはじめとする、北総救命会のみなさんも、ありがとうございました。

講談社青い鳥文庫の担当ももちゃんをはじめ、
私のいい加減な日本語や、
「ドクターヘリ物語シリーズ」の『エンジンスタート!』と『テイクオフ!』とつながっているのに、
まったく時系列がかみ合っていない文章を、丁寧に直してくださった校閲のみなさん、
表紙のデザインや、ウェブでの後押しや、プロモーションや、その他もろもろ(もろもろですいません……)、
本当に多くの方のお力添えをいただいて、離陸することができました。
本当にありがとうございます。

そして、超過密スケジュールをさいて、絵を描いてくださった、にしけいこ先生ー。
ハナちゃん、超かわいいですー。ヘリもかっこいいですー。
感激です。ありがとうございます!!!

行動派宣言をしたはずなのに、今日も終日、家でPCに向かっています。なんでだー。

ドクターヘリ出動実績

先日、全国で21機、飛んでいるドクターヘリの、昨年度の出動実績が報告されました。
詳しい数字は、HEM-Net のサイトにリンクしてあります。→こちらをクリック!

私が取材を続けさせていただいている、日本医科大学千葉北総病院 は全国トップの748回!
千葉県には、南部エリアを受け持つ、君津中央病院 が、325回も飛んでいるので、
なんと、1000回以上も活躍しているのですー。千葉、すごい!

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これは、北総ドクターヘリの、栄えある4000回無事故出動のときの、離陸直後の写真。
でももう、無事故出動は5000回を超えています!

うーん、やっぱり、千葉県と、ドクヘリや病院体制が整っていない他県エリアでは、
クルマの安全技術の効果評価ってまったく違ってきますよね。
ほんとうは、事故直後の予測生存率で検討していかないと、意味がない。
予測生存率=外傷患者の解剖学的重症度(ISS : Injury Severity Score)と、
病院到着時の意識状態、呼吸数、収縮期血圧から導かれる生理学的重症度(RTS : Revised Trauma Score)を基に
算出した生存確率(Ps : Probability of Survival )

もっといえば、事故直後に予測生存率を出さないとダメなんだけれど、
でも、それは不可能なので、じゃ、それならせめて病院到着時かと。
ああ、だけどそれでは、病院の救命救急センターの実力もばれちゃうから、むずかしいのかもー?
いや、その後の回復情報は伏せておいて、予測生存率だけ出すようにするとか、
いくつかの病院を抽出して、経年変化をみていく方法なら、あり得るかも?
というか、生理学的重症度は、その人の年齢や持病に左右されることが多いから、
とりあえずは、解剖学的重症度だけで判断するのがいいのかも?

ない脳みそで、もにょもにょ考えてみる私。

やっぱりこれからの安全対策は、医工連携。
現場のドクターたちに、上記レポートを作成するだけの労力は、時間的体力的に求められないので、
なんらかのサポート体制は急務かと思われます。

医工連携に興味のある方は、5月26日(水)@ホテルニューオータニ幕張で、
自動車技術会、日本自動車研究所、交通事故分析センター、日本損害保険協会と、
日本外傷学会との共催による、シンポジウムが開催されますので、ぜひどうぞ! →こちらをクリック!
プログラムの詳細はこちら。 →こちらをクリック!

朝から原稿を書き、夜は「いつかきっと」と願いつづけ、ついに行動に出た私です。
やっぱり自分から動かないと、チャンスは作れないわけでー。
オアシスちゃんとのランチ約束もとりつけたし(よろしくです~)、今月は、動きます!