それはカーナビが悪いのか?

ロイター電によると、
年金生活をしているイギリスの夫婦が、ドイツ南部をドライブ中、教会に突っ込んだとか。
衝突の原因は、
「道のない場所で右折するようカーナビが指示したから」。

…………。

カーナビが指示したって言ったって、なにもそこで、教会に突っ込まなくても。

ここのところ、運転支援システムがたくさん登場してきているけれど、
カーナビを含めて、それはあくまでも「支援」であって、
最終的に責任を持つのは、ドライバー。
しかし、こういうケースが出てくると、どこまで言えば理解して行動してくれるのか、
不安であります。

本日は終日、取材へ。
夜は取材先のみなさんと、トマト鍋を囲ませていただきました。めちゃうまです!

聖なる夜に

キリスト教徒の数と、この日を祝う人の数が、こんなに比例しないのは、
おそらく世界で日本だけだと思います。
イタリアにいるとき、ミーナおばさんに「クリスマス・イブだよ!」とウキウキ顔で言ったら、
「なにはしゃいでんのよ。クリスマスは明日じゃないのよ」と、
ぴしゃっと、たしなめられたしー。
ですよねえ。誕生日の前日に、こんなにうかれぽんちなのは、日本人だけだと思います。

無宗教な私は、本日も淡々とおこもりなわけですが、
でも、うかれぽんちがキライじゃないので、仲良しHちゃんとこのキッズに、プレゼントを贈ってみたりして。
そしたら、Hちゃんからもプレゼントが届きました。それはなんと!

カナダのクリスマス風景を切り取った、写真集!

実はこの夏から、カナダに行きたくて行きたくて、しかたがなくて、
でもいまの仕事の状況から国外逃亡は無理だし、だれにも言わないままだったのに、
Hちゃん、私がカナダ・ラブなこと、なんでわかるの???
友達ってほんと、すごいです!

高速道路料金では、民主党が迷走中。
無料化って言っちゃったもんだから、なにがなんでも、なんとか自民党とは違うことをやるっていう、意地しか感じられないような。
これでまた、料金をもとにもどしますって言われても、
運送業者はいちど下げた料金を、もとにもどすことはできないんだけど、わかって2000円って決めてんのかな。
運送業者のためといいつつ、一貫性のない政策は、国民の首を絞めるだけなんだけど。

交通政策審議会

交通政策審議会で、霞ヶ関へ。

老朽化が進む国交省の建物とは違い、
数年前にできたばかりの合同庁舎7号館は、ぴかぴかです!

原稿終わらず、お昼を食べ損ねたので、序盤、空腹でおなかに力が入らず、倒れるかと……(←ばか)。
でも今日は、救命救急の第一人者であるM先生がいらしたので、
もし倒れても、大丈夫だったかも~(←M先生の貴重な時間を無駄にしようという、大ばかもの)。

おとといのシンポでも申し上げたんですが、
自工会で発表された、今&今後の安全技術の方向性と、
私が救命救急センターで目の当たりにした現実とのあいだに、ずれがあるというか、違和感があるというか。
今日の審議会では、そのずれを埋めるべく、どんな対策をとっていくべきかが、
議論されつつあるという、たしかな手ごたえありです。

死者数を2500人にする! という目標からいえば、
高齢者にスポットをあてた対策が有効なんでしょうけれど、
ぜったいに、忘れてならないのは、声を発することのできない「こどもたち」。
次回の会議では、各論に入るということですから、しっかり勉強して臨みたいと思います!

終了後は編集部へ直行。
空腹かかえて、よろめきながら帰宅、原稿のつづき。

国交省自動車安全シンポジウム

国交省自動車交通局が主催した、自動車安全シンポジウム。
パネルディスカッションに参加させていただいてきました。

年に一度、安全技術の方向性を問うシンポ。今年のメインテーマは死者数激増の高齢者。
せっかく作ったPPTが、うまく表示できず、ちょっと残念。

ドライブレコーダーや、路面設置機材で収録された、高齢者の動きは衝撃的!
これで「事故のないクルマを」と言われても、いや、それはちょっと無理があるような……。

でも、お金がないとか、なんとかがないと、言っている場合ではないような。
お金がなければ、人が動くしかないわけで。
知恵を出して、行動していかないと、100年たっても、なにもかわらないわけで。
やらない言い訳は星の数。まず、動こうと言いたいです(だれに? 原稿が進まない自分に……ああ、現実がー)。

本日も勉強させていただきました。
みなさま、ありがとうございました。
そして、進行のMさま……Nスペ、期待しております!