おこもりっ!

遅れに遅れた原稿を、いい加減、なんとかせねばと、こもりました。
基本的に「うち派」なのだけれど、
月曜日、時間調整もあって外でランチしたら、思いのほか、テーマがびしびし浮かんだので、
よし、今日もカフェにでも行ってみっか!←基本的にひとりカフェのできないタイプ
と、思い立ったのはいいけれど、
ふと、時計を見ると午後2時をまわっており、←2時過ぎにコーヒーを飲むと眠れないタイプ
あえなく断念したのでありました。

しかたなくウチのダイニングをカフェに見立て、デスクで資料を鞄にまとめて、
2メートル移動してダイニングテーブルで仕事をするという……。←バカ。

そしてそんなとき仕事依頼の電話。声の主はいつものあの編集部。
「えーっと、10日売りをやっています~」
なぬおっ? 今日はたしか、3日だしょ?
「ええ、ええ、そのとおりです。なんだか自分から焦げ臭い匂いもしてきました」
そりゃ、爆発寸前でしょうとも。
もう輪転機から実況中継な感じでしょうよ。

みんな捨て身でやってんなあ。私もまだまだがんばれそう(笑)。

シアワセのおすそわけ

原稿がいよいよな状況になり=これだけ家をあけていればあたりまえか……、
早朝起きにて原稿書き。のち、取材。
何度も通っている現場だけれど、変化著しく、
時代の流れに順応する体制のやわらかさに圧倒されるとともに、
ちゃんとアップデートしていかないと、取り残される危機感がひしひしと。

取材の楽しみは、ランチタイムのガールズトーク。
高校生はお箸がころがっても笑えるというけれど、
アラフィー世代はお箸がころがると、悩んだり怒ったり笑ったり泣いたり反省したり感服したりできるから、
ぜったい歳をとったほうが、人生、楽しいと思います(笑)。

そんなこんなしていると、沖縄のMくんから、ひっさしぶりに電話。
なんだ、イルカのフジになにかあったのか!?
と、思ったら、ぱんぱかぱーん!
結婚式が決まったとの連絡。おおおー、苦節何年?
ツール・ド・沖縄の表彰台にたったら……と言いつづけ、いつまでたっても立てないもんだから、
一生、結婚できないんじゃないかと、おねーさん、はらはらしていましたですよ。

おめでとう!

あ、でも、私が結婚式に参列した夫婦の半数近くが3年以内に離婚しているんだけど、大丈夫???

海の男

朝から気持ちよく晴れた撮影日和。
今日は海辺で撮影です。

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日焼けした肌に青い空が、めちゃめちゃ似合います。

今日のゲストは、ヨットを操るあの方! 
地球規模でご活躍なだけあって、お話もスケールが大きい。
地上のちんまりしたルールが、どうでもよくなるような豪快さ。すてき~。

詳しくは『TARZAN』にて!

終了後は、ATTTアワードの選考会。詳しくはこちらをクリック!
しかし、地図を忘れ、会場がわからず、あわわわ……な状態。
(だったんですよ、Yさん。Kさんと話し込んでいる場合じゃないっす~。でも、ありがとうございました。=私信)。

しかし……。
最先端のIT関係者にまじっての選考会会場では、
みなさん、IT機器を駆使しながら情報をがんがん入手する、ものすごい柔軟性と情報収集力。
10分前の情報は、もう古いって感じです。ひえー。
完全に石器時代な私です。大丈夫か、私が選考委員で???

さて、選考結果はいかに? 

ドクターヘリ高速道路着陸訓練

本日は私の、47歳の誕生日です。おめでとう、私!
いやー、いくつになっても誕生日はシアワセです。
またひとつ、オトナになった気分(とっくになっているって……汗)。

今年も新たな気持ちでフットワーク軽く、がんがん出撃していきたいと思います。
そして、そんな記念日にふさわしいイベントが、誕生日プレゼントとして用意されました!
(きっと主催者は、ぜったいそんなつもりではないと思う=落ち着け、私)

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おおおっ、おびただしい数の緊急車両が集結。こ、これは、高速道路上での大事故? 

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いました、いました! 衝突事故です!
あれ、でも、車両に「事故車両」って? そうです、訓練でした。

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すかさず到着する、レスキュー隊!
ひゃー、かっこい~!←ハートマークを目から出している場合ではないぞ、私!

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つぶれたクルマにはさまれた傷病者を救出です。チェーンソー(?)を手にするレスキュー。
火花による火災を防ぐため、放水する消防隊。
警察官は、すかさず事故調査に必要な現場証拠の確保につとめます。

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マイクロバスには複数傷病者。救急隊の手により、トリアージ・タグがつけられます。
ドライバーは黄色のタグ(=重症ではないってこと)。
でも、もしかしたら腹部損傷なら赤(=すぐに治療が必要な重症)に急変する危険性も。
時間の経過とともに、チェックは必須。

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傷病者多数により、現場指揮本部も設置。応急救護所も本線上につくられます。

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空を見ろ! 鳥だ! 飛行機だ! いや、ドクターヘリだ!
ドクターヘリがドクター&ナースをつれて飛来! 
もちろん降りるのは、高速道路の本線上です。
反対側車線も、交通警察隊の手で、しっかり封鎖されています!

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消防隊の誘導により、着陸するドクターヘリ。
しかし! 
高速道路の車幅が9・5mに対し、ドクターヘリのローターブレードの直径は、10・3m。
真ん中に着陸すれば、遮音壁にローターがぶつかってしまいます。

びみょーにセンターガードレール寄りに、位置を調節するパイロット! 
ひゃー、すごーい。かっこい~!
ドクヘリを操る機長クラスになると、数センチ単位で操れるんですよー。尊敬~!

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着陸後、傷病者に向かって走るドクター&ナース。
赤い袋をもってあとを追うのは、ヘリの整備士です。
ドクターヘリの整備士さんは、ヘリの整備をするだけではなく、
飛んでいるときはナビゲーター役、地上ではドクター&ナースのアシスト役と、大活躍です。

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救急車のなかで初療開始。出血に対して輸液投与。
呼吸があぶなければ、気管挿管して気道確保。
もちろん薬を使っての治療も開始できます。
これで助かる&後遺症が減る患者さんが、どれだけいることか!

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患者を乗せて、離陸するドクヘリ!
ガードレール、遮音壁、はりめぐらされる高圧線に加え、
今日は雨模様で視界も悪いなか、プロの経験で無事に搬送完了です。

今回の訓練は、
埼玉県ドクターヘリの基地病院である、埼玉医科大学総合医療センター、
ヘリの運航会社である、朝日航洋(千葉県ドクターヘリもここ!)
東日本高速道路(ネクスコ)
埼玉県警察本部交通部高速道路警察隊(高速警察)
坂戸・鶴ヶ島消防組合消防本部
川越地区消防局(消防訓練主体機関)
以上が、参加しています。

なんたって、実際に使われている高速道路を閉鎖しての訓練。
これを実現させるためには、関係者の並々ならぬ尽力と気合があったことは、
いまの日本のタテワリ社会を見れば、容易に想像できることでしょう。

交通量の多い都市近郊の高速道路にまで、ドクヘリを着陸させるかどうかは、
これからも議論していく必要があるけれど、
少なくとも、交通量が少ない地方の高速道路上では、必要だと思っています。
だって、多数傷病者が出たら、救急車のピストン搬送では追いつかないもん。

今後、ドクターヘリが全国配備される動きのなか、
こうした訓練はとっても大事。
そして、全国に先駆けて、訓練の道筋をつけてくれた今日の関係者の方々に、
ドクヘリ応援団としては、拍手を送りたいです。