いじめ問題。こどもたちへ。

連日、報道されている「いじめ問題」。
ネットニュースを見るたびに、むかついたり、せつなくなったり。
ただ、報道は二次情報で、報道している人の視点で編集されているため、
報道されている件に関するコメントは、控えたいと思います。

小中学生時代、私も軽い「いじめもどき」にあったことがあります。
きっかけは、本当に些細なことで、
でも、こどもにとっては、そういうきっかけって、とても大きな「理由」になるんだと思います。
数日間、クラスの女子に口をきいてもらえなかったけれど、
それが「解けた」のは、ひとりの女の子の、たぶん「勇気」と「やさしさ」だったかと。
そんなに仲のいい子じゃなかったけれど、
彼女が私に話しかけて、いっしょに折り紙を折ってくれたことで、
周囲の態度が、一瞬で変わったのを今でも覚えています。
うれしかったなあ。

あれが、そのまま続いたら、どうなっていたのかな。
どんどん、エスカレートしちゃうのかな。
いじめはやめたいと思って、行動に出てくれる子の「勇気」も、たくさん必要になるんだろうな。

こんな大人になっても、まだきちんとできていないけれど、
ひとつ、心がけていることは、
「自分がやられて、イヤだと思うことはしない」
虫を食べろといわれたり、自殺の練習をさせられたり、
私がやれと言われたら、絶対、いや。
だから、そういうことは、たとえ遊び半分でも、絶対にしちゃダメなんだと思います。
ほんとに思うよ。絶対、いやだもん。

以前、ある友人が言っていた言葉を、もういちど。
小中学校や高校って、いろんな人が同じクラスに集められているけれど、
大学や就職先になると、それが好きな人が集まっているから、趣味も話しもすごく合う。
もっと大人になったら、もっと楽に生きていけるようになるよ。

脳死判定

富山大学で、6歳未満のこどもの脳死判定により、臓器移植が行われた。
まず、臓器提供という決断をされた保護者、及び、ご家族の方々に、
敬意を表したい。

むずかしい問題だと思う。
私自身は、自分の臓器は提供するつもりでいるけれど、
もし、自分にこどもがいて、
そのこどもの場合ならどうするかと問われれば、ものすごく迷うと思う。
もちろん、今回の件についても、反対意見を持つ人もいるだろう。
ただ、私が尊敬申し上げ、勝手に、
「日本の小児救急医療のツートップのお一人」と、呼ばせていただき、
今回の脳死判定の際も、メディカル・アドバイザーとして立ち会われた
静岡県立こども病院の植田育也先生は、

「共感」できない方も、「尊重」はしていただきたいなと思います。

と、おっしゃっている。そのとおりだと思う。
どれだけの思いを重ねて、ご家族がこの結論にたどりついたのかを考えれば、
それは、「尊重する」以外のなにものでもないと思う。

本日は、某所で打ち合わせ。
こどもたちのために、できることを、ひとつずつ。

おかげさまで。

本が手からはなれ、次の取材に向けての準備中。

ひとは一人では生きていけないとはよく言ったもので、
私などは、ひと一倍、まわりの方々のご厚意で生きているようなもので。

PCが壊れても、自分で直すこともできず、
クルマがどろどろでも、きれいにすることもできず、
ぎっくり腰なんて、絶対、自分じゃダメなわけで。
いつも「ぎゃー!」となったときに、助けてくれる方々に、
感謝&感謝なのであります。

本日も、いかに生活保護を受けずに長生きできるかをテーマに、
勝手にたよっている、P生命のS氏とお茶。
ああ、ファイナンシャル・プランナーってすごい。
話を聞いているだけで、老後は万全になった気分=そんなわけはない。

フリーは、二ヵ月後の仕事は保障されていないけれど、
でも、がんばれば70歳になっても80歳になっても働けるわけで。
努力はむくわれるって言葉、アタシは好きです。

ああ、そしてお茶から帰ると現実が待っている……。
原稿書こう。そうしよう。

夢を語ろう

人間が、想像できることは、実現することができる。
このあいだ、女子トモKちゃんと盛り上がった話題のひとつです。
そう、まず夢を語ろう。
そして、それに向けて進むのだー!

面白い! 見る価値ありですと、編集さんに言われ、
本日、行ってきました「宇宙兄弟」。

偶然にも1stデーで1000円でした。ラッキー!

いい。
すごくよかった。
何度も泣いてしまいました。

監視されているのに、それはないだろーとか、
月の上で重力ないんだから、そんなことは……とか、
突っ込みそうになる意地悪な自分がきらいになりそうなほど、
純粋に夢を追いかける姿が素敵でした。主人公のふたり、超かっこいいし。

私はひとつだけ「夢」があって、
でも、年齢的にどうよ?と思わないこともないんだけれど、
だけど、どうよ?って思うこと自体が、夢をちゃんと見ていないんだと気づかされました。
ああ、がんばろう、私。