いじめ問題。こどもたちへ。

連日、報道されている「いじめ問題」。
ネットニュースを見るたびに、むかついたり、せつなくなったり。
ただ、報道は二次情報で、報道している人の視点で編集されているため、
報道されている件に関するコメントは、控えたいと思います。

小中学生時代、私も軽い「いじめもどき」にあったことがあります。
きっかけは、本当に些細なことで、
でも、こどもにとっては、そういうきっかけって、とても大きな「理由」になるんだと思います。
数日間、クラスの女子に口をきいてもらえなかったけれど、
それが「解けた」のは、ひとりの女の子の、たぶん「勇気」と「やさしさ」だったかと。
そんなに仲のいい子じゃなかったけれど、
彼女が私に話しかけて、いっしょに折り紙を折ってくれたことで、
周囲の態度が、一瞬で変わったのを今でも覚えています。
うれしかったなあ。

あれが、そのまま続いたら、どうなっていたのかな。
どんどん、エスカレートしちゃうのかな。
いじめはやめたいと思って、行動に出てくれる子の「勇気」も、たくさん必要になるんだろうな。

こんな大人になっても、まだきちんとできていないけれど、
ひとつ、心がけていることは、
「自分がやられて、イヤだと思うことはしない」
虫を食べろといわれたり、自殺の練習をさせられたり、
私がやれと言われたら、絶対、いや。
だから、そういうことは、たとえ遊び半分でも、絶対にしちゃダメなんだと思います。
ほんとに思うよ。絶対、いやだもん。

以前、ある友人が言っていた言葉を、もういちど。
小中学校や高校って、いろんな人が同じクラスに集められているけれど、
大学や就職先になると、それが好きな人が集まっているから、趣味も話しもすごく合う。
もっと大人になったら、もっと楽に生きていけるようになるよ。