スクランブル交差点

横断歩道は、歩道なのだ。
右左折するクルマは、その歩道の上を、一瞬、走らせていただくのだ。
だけど、どうもクルマには、そんな意識はほとんどない。

クルマが右左折するとき、ひととクルマの動線がクロスする。
そのときに、事故はおきる。
だったら、スクランブル交差点にすればいい。

クルマはクルマ。ひとはひと。

そうすれば、動線が交差することもなく、事故の確率は大幅に減るだろう。
時間的にむずかしいと言う人がいる。
クルマが通過できる時間が短くなり、渋滞が起きると。

でもそれって、経済最優先、というのがベースにあるからだ。
安全最優先にすれば、へでもないだろう。

ただ、環境最優先なら、話は違ってくる。渋滞は燃料の無駄遣いだから避けたい問題でもある。

だったらせめて、こどもたちが通る通学路周辺とか、
スクランブル交差点にしたって絶対に、渋滞が起きそうにないエリアとか、
そういうところから、どんどん導入したらどうなんだろう。

クルマの安全性を求められるたびに、
じゃ、「道」はどうなんだよ、と、ムカついてくる。
道づくりと、道の運営について、そろそろ真剣に考えるべきだ。

なんてことを考えながら、午後は週末仕事にそなえて北上。