交通科学協議会

本日は、つくばまで足をのばし、交通科学協議会の学術講演会を拝聴させていただきました。
交通、とあるけれど、かなり「医学」からの視点で語られます。
今回も総会会長は、東邦大学医学部の上田守三教授がつとめられ、
医療関係者の方々の発表が続きました。

医学系の大会の特徴は「ランチョンセミナー」があり、お弁当をいただきながらのセッションがあること。
食事に右往左往することなく、時間節約でいいシステムだと思います。

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しかも今回は、イブニングセミナーがあり、お菓子&ジュースつき!
これだけでご機嫌な私は、ええ、ええ、単純です。ちなみにお菓子はおっきなクッキー2枚でした。

イブニングセミナーにご登壇されたのは、獨協医科大学法医学講座の、一杉正仁准教授です。
法医学の立場から、妊婦のシートベルトが絶対必要! と、研究を重ね、
一昨年の運転の教則を変える、原動力となった方。
今回は、高血圧がいかに交通事故にむすびつくか、というお話で、
ひえー、交通事故の2%以上も、脳疾患&心疾患で意識消失して起きているんですかと、愕然!

高血圧の方々は、ぜひ早めの治療と生活改善を!!!

今日も私が敬愛してやまない、北総病院の益子センセイのお話がお聞きできてシアワセ。
益子先生のお話は、理路整然だし、PPTの構成はカンペキだし、時間内にきっちりおわるし、
わかりやすいし、絶対かまないし、カツゼツいいし、口調はやさしくて厳しくて、講演のお手本だと思います!
マイクを持つと、おたおたする自分……成長しないと反省しきり。

だけど……県警ヘリなんてアテにしていたら、医療活動、遅れるって。
ドクヘリの機長が一番、どこに降りられるかがわかるんだから、ドクヘリ機長に判断させて、
ちゃっちゃと着陸許可が降りる手段を考えるべきだと思うんですけれど=ひとりごと。