赤鬼、青鬼。

私のこのブログは、両親への「娘は生きているぞ」の連絡ボードにもなっている。
ゆえに、このところの「忙しいんだよ!」というオーラを発する文面に、
両親も私との距離をとり、音信不通状態。

しかし。ここしばらくの、この暑さ。
私をエアコン嫌いに育てた両親のこと。家のなかで倒れていたりして?
ふと、いやーな予感が胸をよぎり、夜、ちょちょっと携帯メールを入れてみる。

が。返事がない。
いつも、いそいそとメールバックしてくる、母親からもない。
朝になっても、メールがない。

うわ~。
最近、医療関係の本をナナメ読みしている私。
上野正彦先生の「解剖学」の本を思い出してしまった。
「死んだあとは、青鬼になり、赤鬼になり、黒鬼になって……」(そのあいだに白鬼があったっけ?)

むー。実家にもどるべきか。
ドアを開けたとたん、異臭がしたらどうしよう。
悶々としながら、キーボードをたたいていたら、
両親そろって、メールがもどってきた。よかったよ。生きていて。

なら、電話しろよ、私!