真冬にアイス

原稿疲れで、気分転換にとジムに行った帰り、
暗い道を自転車少女が横切っていった。
左手だけの片手運転。右手は顔のそばに持ち上げられ、口元には白く光るもの。
なんだよ。またケータイかっ?
むっとしながら凝視すると、手に持っていたものは、なんと……アイス!

ひゅるるるる~っ。

中学生の体感温度って、どうなっているんだろう。
10年くらい前、
スキー場にエアリアルの取材(注・私はクルマのジャーナリストですが、それがなにか?)に行った時、
あまりに感激して、その興奮をさまそうと、帰路のコンビニでアイスを食べたら、
のぼせた頭に反してカラダは冷え切っていたため、SAのトイレに何度もピットストップした経験のある私は、
冬のアイスはトラウマになり、手が出せません!

SAのトイレ……あたたかい便座にしてくれて、ありがとう。NEXCO東日本。