被災地のこどもたち

弱視のこどもたちを教える立場の先生と、ほんのちょっと接点があり、
病気で入院中や、ケガのリハビリ中の子どもたちやご家族と、ちょこっと接点がある私は、
こうした被災地のなか、そうした子どもやご家族は、どうしているんだろうと思わずにいられない。

でも、本を書くための聞きかじりの知識以外、なんの専門の勉強もしていない私が、
中途半端に手を出しても、自己満足でしかないことも、わかっている。
言っていい言葉と、言ってはいけない言葉。
していいことと、絶対にしてはいけないこと。
危機的状況にある子どもたちは、本当に簡単にココロに一生の傷を負う。

うーむ、と、悶々としていたら、
お会いしたこともないのに、勝手に尊敬させていただいている、
小児救命のエキスパートであるS先生から、偶然、勉強の機会をいただいた。
こんな機会をいただけるなんて、自分の幸運に感謝である。

夜は、そんなもやもやな気持ちをかかえた女子が急遽、集まり、
自分の生きている意味を、見つめなおしてみたりして。
日本中の涙が、笑顔にかわる日が、一日もはやくきますように。