目的と手段

「お米ができるまで」で取材させていただいた、
小岩農園さんの新米! 焚き上げると目がつぶれそうなくらい光っています!

いちばん最初のノンフィクションを書いたときは、
ただただ取材をして、それをまとめたい、本にしたいと思っていた。
だけど今は、
どういう本を読者に届けたいか、目的を明確にして、
それにそった題材を選び、取材を重ねていく。

私が書きたい内容や文体では、想定する読者に届かないとわかったので。
(それはそれで、凹むのだけれど)

目的(ゴール)を明確にする。
そのためには、なにをやるのかを決める。
結局、これはあらゆることの基本なんだと思います。

今、たずさわっているひとつのプロジェクト。
ゴールはものすごくクリアに見えてきたのに、
そのための手段が決まらず、行動がなかなか具体化せずに悶々。

世の中は動いていく。
変化に対応しなければ、生き残れない。

友人20代男子が、大学受験するくらいの時間と集中力が必要で、
40代の経験者でも合格しないような某資格を取りました。
朝も夜も、週末も、連休も、多くをついやしてとった資格。
彼のモチベーションはどこから来るんだろう。

働き方改革が叫ばれているなか、
全員に「勤務時間以外にも勉強しろ」とは言わないけれど、
自分に知識と技術があれば、もっともっと仕事は楽しくなる。
それを「仕事」ととらえるか「自分投資」ととらえるかは、
その人次第なんだと思います。

Oくん、改めて、おめでとう。