気もちを伝える

玉川酒造さんからのメッセージ。
読んでほっこりします。

うおぬまにある小岩農園さんでの取材をきっかけに、
毎年、私の米を作っています(播種だけとはいえこう呼ぶことは社長の許諾済み!)
そして、山田錦を栽培し、雪の下で眠らせてお酒を造るという、
私の 社長の夢が実現し、
社長のご友人である玉川酒造の若き二代目が鋭意生産中。

先日、一本、社長にいただいたのですが、通販でも入手してみました。
そうしたら、写真の素敵な手紙が!

社員一同、心を込めて。
笑顔あふれるひとときがお過ごし頂けますことを。

納品書に書かれたほんの一言。
でも、どれだけ大切に、丁寧に、飲む人の笑顔を願って作られたか、
思いがひしひしと伝わってきます。

昨年、コロナが流行り始め、飲食店が通販をはじめたころ、
有名な和食店のお肉をオーダーしたら、
お肉は桐の箱に入れられていて、たしかにとってもおいしかったけれど、
挨拶状はおろか、納品書すら入っておらず、
せめて、こうやって焼くとお店の味に近くなる、くらい、
メモを入れてくれてもいいのになとさびしく感じたものです。

私の米から作った、私の酒。
玉川酒造さんという素敵な方々にお酒にしてもらい、さらに飲む方の元に届けられ、
飲んだ方が、おいしいと笑顔になってくれると思うと、
すごくうれしい。

働くことは当然、収入を得る目的もあるけれど、
ただ単にお金を稼ぐためではなく、
だれかの幸せを思って動くと、それがお金という結果になる。

私もそんな気持ちで、本を書きたいと改めて思います。