今日の差し入れ

朝からばたばたと動き回り、
午後は、HEM-Netの理事会へ。

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今日のおやつは、くるみゆべしと、泉屋のクッキー。
くるみ、カラダにいいそうです。最近、個人的にはまっています。

昨年末で、HEM-Netも15周年。
これまでの動きを振り返り、
ゼロからなにかを作ることの大変さを改めて感じています。

千葉県警

報道によると、千葉県警が交通事故の死者数を少なく報告していたらしい。
こんなことをごまかして、いったい誰が喜ぶのだろう。
死者数を、単なる数字競争と、とらえているとしか思えない。

死者数が減らないと、自分たちが仕事していないと思われるから?
だとしたらそれは、
自分たちだけが死者数削減に貢献していると考えているから。

とんでもない話だ。

自動車メーカや部品メーカーの技術者が、どれだけ安全を願い開発しているか。
制度や法律を作る人たちが、どれだけがんばっているか。
大学の研究者や、多くの関係者や、微力ながら私たちジャーナリストも、
安全を願い、クルマが被告席に上がらないために、
活動を続けているのだ。

救急隊、消防隊、特別救助隊、ドクターヘリ、
救命救急センターをはじめとする病院関係者の人たちが、
ひとつの命を救うために、どれだけ奮闘しているかを、
少しでも考えてもらいたい。

小学生の通学を見守る、緑のおじちゃん&おばちゃんだって、
雨の日も雪の日もがんばっている。

死者数削減は、多くの人たちの日々の努力と献身と、
責任感と勇気と行動力の上に成り立っているのである。
なのに「少なく報告」って、プロ意識のなさぶりに開いた口がふさがらない。

死傷者数をもとに、その傾向を洗い出し、対策を考えている研究チームだってある。
報道によると、単独事故が隠蔽傾向になるというけれど、
その数字のねじれを、どうしてくれるというのだ。

というか、隠した件数は、本当にそれだけなのか?
千葉県警以外は、どこもやっていないと言い切れるのか?

数字コントロールが招いた信頼崩壊の罪は、果てしなく大きい。
関係者は原因を突き止めて、再発防止を徹底していただきたい。

HEM-Netシンポジウム

早起きして原稿書き。やっぱり原稿は朝に限る。
晩御飯のあとは、どうしても眠くなっちゃって。
昼前にタイムアップして、向かったのはこちら。

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毎年恒例、HEM-Netシンポジウム。
今年のテーマは「ドクターヘリと消防防災ヘリの協力体制の強化」

ドクターヘリの配備が進み、活動が活発になるなか、
救命の飛び道具をどう使っていくべきか。
そのためには、適材適所と各方面との連携が欠かせません。
ウェザーニューズさんや、JAXAさんなど、
「空のプロ」との連携も大切な時期になってきました。

予算、人員、物資に限りがあるのはわかるけれど、
やらない理由じゃなく、やる方法を探すべき。

ドクターヘリが救った命の事例集が、
HEM-Netグラフの特集号にまとめられました。
某自動車メーカーの副社長を務められた、あの方も!
そしてドクターヘリにより、未来を決めた青年も!
→こちらをクリック!
ドクターヘリ活動の推進のためならと、
取材にご協力くださったみなさんに感謝申し上げます!

日本雑誌写真記者会賞

本日はパワーランチのあと、六本木ミッドタウンへ。
富士フィルムフォトサロンでは、
日本雑誌写真記者会賞の写真展が開催されており、
われらが巨匠の写真が展示されています!

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ミッドタウン。お洒落です。

Tarzanの写真でないのが、チームとしては残念だけど、
アンアンの取材で行った、シンガポールでの写真が、
自然と建造物のバランスを素敵に表現していてうっとりですー。
4日まで開催されているので、お時間ある方、ぜひ。

夕方はHEM-Netの会議へ。
事故の起こらないよう、懸命に取り組む気持ちや活動を守るためにも、
事故後の対応を考えることは必須。
原発だって壊れるし、スペースシャトルだって落ちる。
墜落事故の可能性はゼロではありません。
5年前、10年前と違うネット時代の情報伝達速度を考えて、
対応していく必要ありです。